どうもりょういちです。
今回はオデッセイから発売されて話題となっているストロークラボten(テン)パターの特徴についてご紹介します。
カーボンとスチールの複合シャフトが注目されているのとともに、大型ヘッドの形状についても注目されているモデルです。
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目次
ストロークラボテンパターの特徴を解説
カーボンとスチールの複合シャフト(スタビリティシャフト)
複合シャフトとは一体なんなのかというと、途中までカーボンで先端はスチールとなっています。
特徴を簡単に言えばパター専用のロートルクカーボンシャフトです。
トルクはスチールシャフトの約半分です。スチールより硬いっていうのが意外に感じる方もいると思いますが、そこがミソです。
硬い分余計なしなりが一切無いので振り幅通りにヘッドが動きます。
そして手元の重量感もしっかりと感じられます。
特にストロークラボテンのような大型マレットなどはヘッドが重いので、スチールといえどもストローク中にシャフトがしなって打点位置がズレて、芯に当たりにくくなることがあります。
複合シャフトならそんな心配も無用です。
手元の安定感とも相まってストロークの幅だけしかヘッドが動かず、距離感もスチールに比べれば出しやすくなります。
つまり、ロートルク(シャフトのしなりが無い)を最大限に活かして安定性を増したシャフトと言うことができるでしょう。
このカーボンとスチールの複合シャフト自体は2019年モデルのストロークラボシリーズには全てついており、今回のストロークラボテンだけではありません。
またオデッセイだけでなく、スタビリティシャフトという名前のシャフト(カーボンとスチールの複合)が単品でも販売しているので、今使っているパターに挿して使うこともできますよ。
特にショートパットが苦手な方はシャフトを変えるだけで安定感が増す可能性があるので、スタビリティシャフトは試してみる価値はあると思います。
ヘッド形状について
いわゆるテーラーメイドのスパイダーパターのヘッド形状ですね。
メーカーは違いますがスパイダーパターは往年の人気モデルですので、その形状にスタビリティシャフトを組んでオデッセイが発売したということですね。
スパイダー型ヘッドの最大の特徴はやはりその慣性モーメントの高さからくる安定感です。
真っすぐ引けば真っすぐ返ってくるヘッドなので非常にやさしくパターを苦手としている方にももってこいのヘッドです。
そんな安定感の高いヘッドに安定感の高いシャフト、ということになるので、当然安定感の高いパターになります。
ピン型しか使えないって方も中にはいると思いますが、そういう方でも一度先入観を持たずに使ってみるのもいいと思いますよ。
新インサートについて
ストロークラボテンにはホワイトホットマイクロヒンジスターという名前のインサートが採用されています。
打感・打音にこだわったもので、名前の通りホワイトホットモデルのインサートを改良したものになっています。
スチールの板材を入れることにより、高めの打音とややしっかりした打感を出しています。
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ストロークラボテンパターを試打した感想
ヘッドの見た目については本当にテーラーのスパイダーと同じです。
スパイダー型ヘッドと呼んでもいいぐらいですね。
そしてスパイダー型ヘッド(大型マレット)なので慣性モーメントが高く複合シャフトとも相まって安定感は抜群です。
打感はまあ普通かなという感じで、特別良くも悪くもないかなというところ。
複合シャフトについては意識すればロートルク感を感じることはできますが、正直知っていないとわからないかなあという印象です。
しかし、打点のバラつきによるミスヒットが少なくなる感じは確かにあったので、これはパターのシャフトを変える時代もすぐそこまで来ているかもなという印象を持ちました。
総評は高評価です。これは人気の出るパターですね。
ストロークラボテンパターまとめ
カーボンとスチールの複合シャフトで安定感アップ
スパイダー型ヘッドで安定感アップ
新インサートはやや高めの打音
しっかり目の打感で方向性も出しやすいパター
複合シャフトが純正品で入ったものは有名どころではオデッセイぐらいかと思いますが、今後は他のメーカーでも増えてくるかもしれませんね。
そしてパターのリシャフトというのもあまり知られてはいませんが可能なので、スタビリティシャフトを購入して変えてみるのもアリですよ。
以上、オデッセイ・ストロークラボten(テン)パターの特徴を解説【話題のカーボンとスチールの複合シャフト】という話題でした。
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