どうもりょういちです。
今回は2020年モデルのプロギアRS5アイアンについての解説記事で、01(ゼロイチ)と02(ゼロニ)という2モデルについてご紹介したいと思います。
名前こそ新たになりましたが、01がRSフォージドアイアンの後継、02がRSアイアンの後継という位置づけかと考えられます。
それぞれどのような特徴があるのか、比較しながら解説したいと思います。
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目次
プロギアRS5アイアンの特徴
2モデル展開です。それぞれ特徴を解説します。
01(ゼロイチ)アイアン
マッスルバックライクな見た目でスッキリとしたセミアスリート向けのアイアンです。
ヘッド形状としてはマッスルバックでありながら、しかし安心感のあるヘッドサイズでそこまで難しさを感じさせないように仕上げられています。
軟鉄ヘッドであるものの、内部に低比重チタンコアを配置することによって、より柔らかい打感を生み出しています。
そしてそのチタンコアが入ることによってできた余剰重量を使うことで、高精度な設計が可能となり、重心を低くしたヘッドに仕上がっています。
さらに、内部の低比重チタンと、外部に高比重で軟鉄を配置することによって慣性モーメントの拡大を実現。
見た目にこだわりつつもフィーリングも重視し、さらにはミスにも強いヘッドに仕上がっています。
02(ゼロニ)アイアン
構えやすさとやさしさを兼ね備えた、比較的飛距離の出しやすいアイアンです。
ロフト角は7番で29度と特別にロフトを立てているわけではありませんが、2つのテクノロジーによって飛びを実現しています。
1つは高比重のタングステンをヘッド内部のトゥ側に配置することにより、低重心化とセンター重心を両立。
インパクトエリアで高い反発性能を実現しています。
2つ目はマレージングカップフェースとバックフェースグルーブを採用。
アマチュアの実打点とされるフェース下部でも高い反発性能を実現しています。
見た目、内容ともにやさしさと飛距離にフォーカスしたアイアンと言えるでしょう。
スペック表
ロフト角
#5 | #7 | #PW | |
01アイアン | 25° | 31° | 45° |
02アイアン | 23° | 29° | 43° |
01と02で各番手2度ずつロフトが違っていますね。01は標準ぐらい、02は立っていますね。
5番アイアンを入れるかユーティリティを入れるかは、得意なクラブで決めてくださいね。
02アイアンの場合はPWが43度なので、ウェッジは3本あった方がベターでしょう。
01アイアン
長さ | 総重量 | バランス | |
オリジナルスチール(S) | 37.75インチ | 410グラム | D1 |
オリジナルスチール(SR) | 37.75インチ | 402グラム | D0.5 |
モーダス120(S) | 37.75インチ | 422グラム | D1.5 |
モーダス105(S) | 37.75インチ | 415グラム | D1 |
02アイアン
長さ | 総重量 | バランス | |
オリジナルカーボン(S) | 38.0インチ | 374グラム | D0.5 |
オリジナルカーボン(SR) | 38.0インチ | 371グラム | D0.5 |
オリジナルカーボン(R) | 38.0インチ | 369グラム | D0 |
オリジナルスチール(S) | 37.75インチ | 406グラム | D1 |
オリジナルスチール(SR) | 37.75インチ | 398グラム | D0.5 |
モーダス105(S) | 37.75インチ | 412グラム | D1 |
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プロギアRS5アイアンの見た目
01アイアン
見た目はマッスルバックのような形状でスッキリしていてカッコいいのが01アイアン。
しかし分類するならばハーフキャビティとなり、仮にマッスルバックの中に分類するとかなりやさしい大きさです。
バックフェースには鮮やかめの銅色のプレートがあり、こちらも見た目は良いですね。
構えてみるとトップブレードは薄すぎずに安心感を与えてくれます。
ストレートネックなので引っ掛けにくいでしょう。
ソールも薄すぎず、一般ゴルファーにはちょうど良いサイズ感かなという見た目です。
個人的にはカッコよくて好きですね。
02アイアン
キャビティアイアンで、バックフェースのポケットの大きさからやさしいモデルだとわかります。
しかしデザインは01同様にシンプルで、好感が持てる見た目ですね。
構えてみるとこんな感じで、トップブレードは厚すぎずに程よい厚さです。
けっこうグースネックになっていて、ボールをつかまえられる安心感もあります。
ソールも厚すぎず薄すぎずで、初級者〜中級者ぐらいの方が対象のアイアンでしょう。
プロギアRS5アイアンを試打した感想
01アイアン
試打したのは7番アイアン、純正スチールのSシャフトです。
試打結果は以下の通りです(5球の平均)
ヘッドスピード | 36.1 |
キャリー | 147 |
トータル | 156 |
バックスピン | 5022 |
サイドスピン | +244(右) |
飛距離は思ったほど出ませんでしたが、もともと飛距離にこだわったアイアンではないのでそこはOK。
ただし非常に安定感がありました。
狙った飛距離を狙った通り打てるアイアンかなという印象を受けたので、そこはグッドですね。
やや残念な点は打感でした。
フォージドアイアンの割には手に残る心地良さがイマイチかなという部分があり、個人的にはマイナスポイントでした。
ただ構えた感じなどのフィーリングは非常によく、小さめのヘッドのアイアンをお探しの方にはデザイン面も含めておすすめかなと思います。
02アイアン
試打したのは7番アイアン、純正カーボンのSシャフトです。
試打結果は以下の通りです(5球の平均)
ヘッドスピード | 37.3 |
キャリー | 151 |
トータル | 164 |
バックスピン | 4989 |
サイドスピン | -361(左) |
飛距離はロフトなりに出てくれたかなという出来で、弾道も良好でした。
飛び系アイアンほどではありませんが、そこそこ飛距離も出しつつ、それなりに止まってくれそうなアイアンかなという印象です。
ヘッドサイズなどもすごく大きいわけではなく、すんなりと構えて打てたのでフィーリングは良好。
打感も良く、手ごたえと結果がマッチしてくれました。
実用的でバランスの取れたアイアンだと思います。
初心者からでも使えますし、それなりに経験のある中級者の方でやさしいアイアンを探している方にはおすすめです。
プロギアのアイアンなので大人気とはならないかもですが、01よりは需要は高そうかなと思います。
プロギアRS5アイアンまとめ
01アイアンはやさしめのマッスルバック形状
02アイアンは初〜中級者向けキャビティバック
前作よりはヘッドの厚みを落としてスッキリとさせている印象
プロギアのアイアンに関しては、毎回飛び抜けて人気となるようなクラブではありませんが、今回は02(ゼロニ)はそこそこ人気を集めそうな予感。
01(ゼロイチ)はやや難易度が上がることから、ターゲットが絞られ痒いところに手が届くというようなアイアンになりそうな気がします。
以上、プロギア01アイアンと02アイアンの特徴を解説|RSシリーズ後継機種【2020年モデル】という話題でした。
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