ローグST MAXフェアウェイウッドの特徴を解説｜2022年モデル全4種すべて紹介

どうもりょういちです。

キャロウェイ・ローグST MAXシリーズのフェアウェイウッドの解説記事です。

今回のローグはフェアウェイウッドも4機種登場ということで、それぞれのヘッドで打ち比べを敢行。

見た目や試打結果など比較を行なっていますので、ご覧ください。

ローグST MAXフェアウェイウッドの特徴

ローグST MAXフェアウェイウッド

ローグST マックスフェアウェイウッド

このローグST MAXフェアウェイウッドが標準モデルとなります。

ローグST MAX Dフェアウェイウッド

ローグ ST マックスD フェアウェイウッド

ローグST MAX Dフェアウェイウッドは、ドローバイアス仕様でつかまり重視。

スライサーにおすすめのモデルです。

ローグST MAX FASTフェアウェイウッド

ローグ ST マックスファストフェアウェイウッド

ローグST MAX FASTフェアウェイウッドは軽量かつ、つかまりの良いフェアウェイウッドとしてラインナップ。

ヘッドスピードが40以下の方へおすすめです。

ローグST LSフェアウェイウッド

ローグST マックス LS フェアウェイウッド

created by Rinker

フェアウェイゴルフで探す

ローグST MAX LSフェアウェイウッドは低スピンモデル。

無駄なバックススピンを抑制してくれるモデルです。

テクノロジー

ジェイルブレイク

フェース内部のトゥ側とヒール側にフレームを設置することで、さらなるボールスピードを実現。

タングステンスピードカートリッジ

一般ゴルファーの実打点はフェース下部であることが多いということから、タングステンウエイトをフェースよりに配置。

スピンを抑えてボールスピードをアップさせます。

ニューAIフェース

各モデル、各ロフトごとにAIが最適なフェースを設計しておりスピン量、打ち出し角、ボールスピードを最適化しています。

スペック表

ローグST	MAX	MAX D	MAX FAST	LS
総重量	321	319	289	319
バランス	D2	D2	D0	D2
ヘッド体積	174	181	181	179

※数値はすべて３番ウッドの場合

MAX、MAX D、LSで重量がほぼ変わらない点や、ヘッド体積も MAXが小さくLSが大きいというところなど意外な点が多い気もします。

体積と見え方などは、見た目でも後述します。

ローグST MAXフェアウェイウッドの見た目

ローグST MAXフェアウェイウッド

ジェイルブレイクフレームとタングステンウエイトがフェース寄りに装着されているのがわかります。

構えてみると、少しだけフックフェースに程よいヘッドサイズ。

オーソドックスな形状に艶消しのマットブラックです。

構えやすかったです。

フェースはこんな感じ。

ローグST MAX D フェアウェイウッド

ソールの見た目的には MAXとほぼ同じです。MAX Dの「D」があるかないかでしか見分けできません。

構えてみるとけっこうフックが強くなるフェースアングル。

ヘッド体積も大きく感じます。

フェースはこちら。

ローグST MAX FAST フェアウェイウッド

MAX FASTはドライバーと同様に鏡面仕上げにしている部分があり、 MAXや MAX Dとの違いがわかりやすいです。

構えてみると、こちらもフックフェース&大きく見える投影面積に安心感を覚えます。

フェースはこんな感じ。

ローグST LSフェアウェイウッド

他のモデルとの違いはタングステンウエイトのすぐ後ろにウエイトが装着されている点です。

フェースよりに配置することで打ち出しを抑えて強いボールが出やすくする設計です。

構えてみると、小ぶりヘッドにストレートフェース。

体積で見ればLSが他の3機種と比べて小さいというわけではないのですが、かなりコンパクトな投影面積です。

そうなってくるとフェースはやはり、厚みがありますね。

ローグST MAXフェアウェイウッドの試打評価

試打はすべて5番ウッド、純正Sシャフトで行いました。

試打結果は以下の通りです(5球平均)

ローグST	MAX	MAX D	MAX FAST	LS
ヘッドスピード	41.3	41.0	41.8	41.5
キャリー	208	206	202	210
トータル	223	224	217	229
バックスピン	2978	3007	3555	2645
サイドスピン	-79	-279	-306	+29

それぞれ、メーカーが謳う特徴に近い結果となりました。

MAXは思ったより球が上がらずに割と強弾道仕様なのかなという感想に。

無駄な吹き上がりがなかったので個人的にはよかったですが、それなりに振っていかないといけないモデルなのかなとも感じました。

飛距離はまずまずですが、ヘッドの安定感はかなり高く評価できます。

曲がりにくいというよりは、打ち出しがかなり安定しやすいというヘッドです。

MAX Dは、MAXにドロー要素が強くなったバージョンという感じでつかまりが良かったです。その他は打感なども含めてMAXとほぼ同様。

ただし、ハイドローかと言われるとそうでもなく、弾道は MAXと同じぐらいでドローモデルという評価です。

とはいえ別に特別に球が上がらないとかではないので、十分だと思いました。

MAX FASTは軽量の分けっこう吹き上がり気味ではありましたが、楽に打てるなという印象です。

MAX FASTこそハイドローという感じで、高さが出て簡単にドローが打てましたね。

ただし軽量かつ、シャフトもかなり柔らかいのでスペック不足感があり、ヘッドスピード帯で言えば40以下の方に需要があるでしょう。

ヘッドスピード40以下の方にはかなり良いフェアウェイウッドではないでしょうか。

LSはやはりバックスピン量が抑えられ強弾道で最高飛距離も出ましたので、飛びます。

つかまりも抑えられそうな顔つきですし、好みの方も多そうです。

ヘッド体積的には他のモデルとあまり変わらないものの、構えた感じは小ぶりなので、そのへんは好みが分かれるかもしれませんね。

同じローグという名称の4機種ですがそれぞれの特徴があり、実際に球筋も随分変わります。

自分に合っていると思うものをチョイスするようにして頂ければいいと思います。

ローグST MAXフェアウェイウッドまとめ

フェードやドローを打ち分けたいなら MAX

安定してドローを打ちたいなら MAX D

ヘッドスピード40以下でハイドローを打つなら MAX FAST

弾道を抑えて強い球を打つならLS

4機種それぞれ特徴がしっかり分かれた結果となり、対象となるゴルファーの棲み分けもわかりやすくなっています。

自分の打ちたい球をよく考えた上で、モデル選びをして頂ければと思います。

以上、ローグST MAXフェアウェイウッドの特徴を解説｜2022年モデル全4種すべて紹介という話題でした。