ホンマTR20ドライバーの特徴を解説|カーボン比重が多めの440&460ccの2モデル展開

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どうもりょういちです。

 

今回はホンマから登場のTR20ドライバーについて特徴を解説し、見た目や試打結果で評価していきたいと思います。

 

TR20ドライバーはヘッド体積が440と460の2モデル展開となり、当記事ではその両方について検証してみたいと思います。

 

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

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TR20ドライバーの特徴

TR20ドライバーのコンセプトは、前作であるTW747の圧倒的な飛びに、弾道をきっちりと制御するコントロール性能をプラス。

 

狙ったところに飛ばすというものですが、果たしてその実力はどうでしょうか?見ていきましょう。

 

 

460ドライバー

 

最近ではもはや当たり前となっている460ccサイズのヘッドです。

 

シャローバックのヘッドでアドレスしたときの投影面積は大きく感じるモデルで、ボールをつかまえていける安心感を得られるヘッドです。

 

弾道も上がりやすいモデルなので、普段低弾道でお悩みの方にはおすすめです。

 

 

 

440ドライバー

 

少し小ぶりな440ccモデルはディープフェースで丸型の、超ハイバック形状です。

 

叩きにいきやすい形状で、低スピン仕様となっています。

 

最近は小ぶりドライバーが減ってきているので、小ぶりヘッドでお探しの方にはマッチするかもです。

 

 

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カーボン比率を大幅に拡大

新構造を採用し、クラウンとソールにカーボンを大量に使用してきています。

 

ソールにここまでカーボンを使用したドライバーヘッドは過去にはなかったでしょう。

 

カーボンを使うことにより単純に飛距離アップが見込めるほかにも利点があります。

 

カーボンという素材は非常に軽いので、ヘッドの軽量化につながるのですが、その削った重量を他の部分に注ぎ込めることがヘッドにカーボンを使う利点です。

 

そのカーボンを今回TR20には約60%も使用してきているので、非常に注目のドライバーになっています。

 

※ぼくが密かに心配しているのはソールにもカーボンを大量に使用して割れないのかというところ。強くダフった場合割れてしまう可能性もゼロではない気がしています・・・

(思い過ごしならいいですが)

 

 

 

Vertical Slit 反発フェース

高剛性反発フェースで反発エリアが拡大。

(TW747比でスイートエリア20%アップ)

 

特にスピン量に影響が大きい縦方向の打点がズレても反発力をキープできるよう設計されているので、ミスショットでも飛距離が極端に落ちないように工夫されています。

 

また、フェース面も極限まで肉薄化して軽量化をはかっています。

 

 

 

ソールに3ポジションの可変ウエイトを搭載

TR20ドライバーのソールには3つのウエイトが装備されており、全て取り外して付け替えることが可能となっています。

 

ソールのフェース側、バックフェース側、そしてヒール側の3ポジションとなり、これらを調整することで高低の弾道や、左右のつかまり加減も調整が可能です。

 

ウエイト自体はフェース側に3グラム、バックフェース側に9グラム、ヒール側に3グラムが標準装備ですが、別売りでウエイトの販売があります。

 

3、6、9、12、15グラムの5点セットとなっているので、かなりカスタマイズはできるでしょう。

 

ただ、ウエイトにしてはやや高いのがデメリットです。

 

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調角機能による弾道コントロール

これはTW747からの継続ですが、いわゆるカチャカチャ機能でライ角やロフト角、さらにフェースアングルの調整が可能です。

 

ライ角やロフト角を調整するのは他メーカーでもよくありますが、フェースアングルまでしっかりと調整できるのはなかなかありません。

 

オープンとクローズに調整するのではまるで違うクラブのような見え方になるので、これは使える機能です。

 

ソールのウエイトと合わせて、かなり自分流に仕上げられるドライバーと言えるでしょう。

 

 

 

シャフトラインナップ

 icon-caret-right TR20-50

TR20ドライバーの純正シャフト。

 

中調子の50グラム台のシャフトで、そこまでハードではなくしなりを感じられるシャフトです。

 

中調子表記ではあるものの、先端寄りにしなりを設定しているため先端が走ってくれるようなシャフトです。先中調子と表現してもいいぐらいですね。

 

Sシャフトが通常ラインナップとなり、Rシャフトの場合はカスタム扱いになります。

 

 

 

 

 icon-caret-right VIZARD FD

典型的な先調子のシャフトで、先端が走る弾き系シャフト。

 

40グラム台から80グラム台まで設定があり、幅広い層にも対応可能です。

 

 

 

 

 icon-caret-right VIZARD FP

しなりを抑えた手元調子シャフト。

 

こちらも40グラム台から80グラム台まで選択可能。

 

 

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TR20ドライバーの見た目

 icon-caret-right TR20 460

ソールを見ただけでもかなりシャローバックのドライバーだとわかるぐらいの見た目です。

 

さらにカーボンがかなり使われていることが目に見えてわかりますね。

 

 

 

 

構えてみるとシャローなのですが、フェースをみるとディープとは言わずとも厚みはそこそこ感じられます。

 

 

 

 

460は基本的にはオーソドックスな見た目となっています。

 

 

 

 

 

 icon-caret-right TR20 440

460と比べるとやはり少しコンパクトに映ります。

 

デザイン的なところはどこも同じで変わりません。

 

 

 

 

構えてみるとやはり少し小ぶりで440だなというところが感じられます。

 

 

 

 

フェースはわりとディープです。

 

 

 

 

そしてこうやって見るとかなりハイバック形状ですよね。

 

マーベリックにも似たようなハイバックです。

 

 

 

TR20ドライバーを試打した感想

 icon-caret-right TR20 460

まずは460ですが、ややフックフェースとなっていてつかまえられるというイメージが湧きやすかったです。

 

試打結果は以下の通りです。(5球平均)

ヘッドスピード 43.6
キャリー 232
トータル 246
打ち出し角 17.2
バックスピン 2890
サイドスピン 655左

 

安定してドローが出るドライバーで、飛距離はまずまずです。

 

真っ直ぐ打ち出してもやや右に打ち出してもドロー回転が打てましたので、やはりそこは460のシャローヘッド効果なのかなというところでした。

 

飛距離は飛び抜けて飛んだという当たりはなかったのですが、方向性同様に安定した飛距離が出てくれました。

 

方向性、飛距離ともにある程度計算しやすいドライバーかなと思います。

 

寛容性もまずまずで、芯を外した時も極端に飛距離が落ちることはなかったです。

 

 

 

 

 

 icon-caret-right TR20 440

440はストレートフェースでしっかりつかまえにいかないと、という顔つきです。

 

試打結果は以下の通りです。(5球平均)

ヘッドスピード 44.1
キャリー 230
トータル 244
打ち出し角 15.5
バックスピン 2550
サイドスピン 460右

 

やはり、やや右に抜けてしまいました。

 

もともとぼくはスライス系なので持ち球なのですが、440は明らかにフッカー向けですね。

 

かなりつかまえにいってもゆるいフェードがかかったので、フェードを打ちたい方には相性がいいでしょう。

 

逆にスライスが悩みという方にはやや厳しいヘッドかもしれません。

 

 

 

TR20ドライバーまとめ

 icon-check ヘッドは460と440の2モデル展開

 icon-check カーボン比率を大幅に拡大し軽量化

 icon-check Vertical Slit 反発フェースで寛容化

 icon-check ソールに3ポジションの可変ウエイトを搭載で柔軟なカスタマイズが可能に

 icon-check 調角機能による弾道コントロールは継続

 

なかなか大人気とはなっていない最近のホンマドライバーですが、今回はかなりカーボン比重を増やしガラッと変えてきたなという印象のTR20ドライバー。

 

その飛距離性能は申し分なく、コントロール性能は460か440で人によってどちらが合うのか試してみる必要がありそうです。

 

一度試してみるのをおすすめします。

 

以上、ホンマTR20ドライバーの特徴を解説|カーボン比重が多めの440&460ccの2モデル展開という話題でした。

 

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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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