どうもりょういちです。
テーラーメイドより300ミニドライバーが数量限定で発売されます。
以前にも小ぶりヘッドで似たモデルのオリジナルワンミニドライバーが数量限定で発売され、一部のユーザーから人気を博していました。
今回も同じく数量限定ということで、どれくらい出回るのかは不明ですが、興味のある方も多いと思うので解説していきたいと思います。
目次
テーラーメイド・300ミニドライバーの特徴
コンセプト
コンセプトはメーカーの意見を要約すると「ティショットでも、ティショット以外でも活躍できるドライバー」です。
低重心、高慣性モーメントを捨てることなく製造がされ、無駄なスピンを減らしなおかつ寛容性も併せ持ったミニドライバーが完成しています。
テクノロジー一覧
- ツイストフェース
- スピードポケット
- Vスチールソール
- ネック部のカチャカチャ付き
- カーボンクラウン
- 50グラムのスチールソールプレート
これらのテクノロジーはSIM2シリーズのウッドにも搭載されているものですが、球の弾きを極限まで高めるスピードインジェクションと、スイングスピードを高めるイナーシャジェネレーターはさすがに搭載されていませんでした。
しかしこのコンパクトなドライバーに様々なテクノロジーが詰め込まれており、小さいだけではないということがわかります。
スペック表
300mini DRIVER | 純正Sシャフト |
総重量 | 318 |
ヘッド体積 | 307 |
バランス | D2 |
ロフト | 11.5 |
純正シャフトにはテンセイシルバーが採用され、総重量は重めです。
ロフトバリエーションは11.5度のみとなっています。
スポンサーリンクテーラーメイド・300ミニドライバーの見た目
ソールのデザインとしては一世代前のような仕上がりに、意図的なものなのか、単純に少しダサいだけなのか気になるところ・・・
ですが、少しダサいと言ってしまっている時点で、僕個人的にはあまり好みではありません。おそらくシルバーのメタリックの部分がそう感じさせるのでしょう。
構えてみるとこんな感じで、一番の印象はやっぱり小さいです。
感覚的にはドライバーというよりは、ヘッドが大きいモデルの3番ウッドのような感覚です。
座りは悪くなく、むしろ良い感じです。
テーラーメイド特有の座りの悪さはありません。
ソールと違ってクラウン部は最近主流のカーボンクラウンなので、構えた時の見た目はグッドでした。
フェースはこんな感じです。まあヘッドが小さいので少し薄くはなりますね。
しかしフェアウェイウッドよりは厚みがありますし、小さいといっても形はしっかりドライバーです。
テーラーメイド・300ミニドライバーを試打した感想
試打したのは11.5度で、純正Sシャフトをチョイスしました。
試打結果は以下の通りです(5球平均)
ヘッドスピード | 43.7 |
キャリー | 237 |
トータル | 254 |
バックスピン | 2789 |
サイドスピン | +79(右) |
まず打ってみての感想ですが、「めちゃくちゃ打ちやすい」です。
小ぶりヘッドなので少なからず難しい部分はあるのかなと予想していましたが、意外にも違和感なくスムーズに振り切れてしっかり打つことができました。
飛距離に関してですが、思った以上に飛びました。ここも高評価。
無駄なスピンが入らず、普通のドライバーに近い飛距離が出てくれたと思います。
また、直進性の高さもグッドでした。
多少、曲げたかなーという感触でもあまり曲がらず耐えてくれるのはツイストフェースの効果でしょうか。安心感がありました。
打感はまずまず、平均的なものでした。
また、ティアップせずに芝から打ってみましたが、これもけっこう使えそうです。
飛距離は地面からは多少難易度が上がりますが、下手に3番ウッドを入れるよりはいいかも、という感想です。
もちろん、ライの条件がいいときにしか使えないでしょうが。
総合的に良好な試打結果となりました。
テーラーメイド・300ミニドライバーまとめ
- 小ぶりヘッドで難易度は意外と低め
- ミスショットが出にくく、武器になりそうな1本
- 大型ドライバーと、300ミニドライバーの併用もありかも
- テーラーメイドのテクノロジーがしっかり搭載
試打結果が予想より良く、僕の中ではかなりおすすめの1本になりました。
ドライバーとして入れるもよし、大型ドライバーの次の番手として入れるも良し、セカンドショットに使うもよし。
なかなか使い勝手が豊富そうなドライバーかなと思います。
以上、テーラーメイド・300ミニドライバーの特徴を解説|超小ぶりヘッドで多様性のあるドライバーという話題でした。