APEX/APEX DCB/APEX PROアイアンの特徴を解説|2021年モデルの3機種を紹介

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どうもりょういちです。

 

今回は2021年モデルのAPEXアイアンシリーズを一挙に紹介します。

 

モデルとしては3機種となっており、「APEXアイアン」「APEX DCBアイアン」「APEX PROアイアン」です。

 

それぞれ特徴を解説し、見た目や試打結果なども比較してみたいと思います。

 

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APEXアイアン(2021年モデル)の特徴

3機種についてそれぞれ紹介します。

 

APEXアイアン

 

まずは一番ノーマルタイプの「APEXアイアン」です。

 

ざっくり言えば「ちょうどいいアイアン」なのですが、飛び、高さ、やさしさ、ヘッド形状などをトータルしてちょうどいいという言い方になりますね。

 

ロフト角は30.5度とちょい立ち程度で、いろいろ含めてバランスが良いアイアンです。

 

 

 

APEX DCBアイアン

 

「APEX DCBアイアン」は、APEXアイアンにさらにやさしさを強調して作られたモデルです。

 

DCBとは「ディープキャビティバック」の略なので、名前からやさしさを全面に押し出しているのがわかります。

 

ロフト角は特別にストロングということでもなく、7番で30度の設定です。

 

 

 

APEX PROアイアン

 

「APEX PROアイアン」はマッスルバックチックなアイアンですが、マッスルバックという分類に入れるとヘッドサイズは大きい方になります。

 

まあハーフキャビティと形容してもいいかもしれませんね。

 

それなりにアイアンに自信のある方向けで、ロフト角も7番が33度なので、飛距離を求める方にはあまり適しません。

 

操作性が高く思い描いたショットを打ちたい、と言う方にマッチするアイアンでしょう。

 

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フラッシュフェースカップ

全3モデルごとに設計を変えて作られた、AIがデザインしたフラッシュフェースカップです。

 

ボールスピードとスピンコントロールを両立して作られた、最適なフェースに仕上がっています。

 

 

 

タングステン・エナジー・コア

タングステンを大量に配置して角番手で最適な重心設計が施されています。

 

重心位置をフェース中心に設定し、ロングアイアンは重心を低くして球が上がりやすいように、ショートアイアンは重心を上げてよりスピンがかかりやすいように設計されています。

 

 

 

ウレタン・マイクロスフィア

ウレタン・マイクロスフィアは、フェースの反発を損なうことなく不必要な振動を吸収してボールへのエネルギー伝達効果を向上させています。

 

 

 

ディープキャビティバック&ワイドソール設計(APEX DCBアイアンのみ)

やさしさに特化したディープキャビティバックとワイドソール設計

 

APEX DCBアイアンのみで使われており、3ヘッドの中でも特にやさしさにこだわった仕様になっています。

 

 

 

スペック表

APEX

総重量(7番)

バランス ロフト(5番) ロフト(7番) ロフト(PW)

NS950neo(S)

423 D1 23.5 30.5 43.0

モーダス105(S)

426 D2

 

APEX DCB

総重量(7番)

バランス ロフト(5番) ロフト(7番) ロフト(PW)

純正カーボン(R)

380 D0  23.0 30.0 43.0

NS950neo(S)

 424  D2

 

APEX PRO

総重量(7番)

バランス ロフト(5番) ロフト(7番) ロフト(PW)

モーダス105(S)

426   D2 26.0 33.0 45.0

ダイナミックゴールド(S200)

 447  D3

 

ヘッド重量はそれぞれ、ほとんど変わらないということがわかりますが、ロフトは違っているので注意が必要です。

 

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APEXアイアンの見た目

 icon-caret-right APEXアイアン

バックフェースの見た目は平均的なオーソドックスなアイアンに見えます。

 

 

 

構えてみると、けっこうトップブレードは厚めです。安心感はありますね。

 

 

 

ソールの厚さは厚すぎず薄すぎずで標準的です。

 

 

 

 

 icon-caret-right APEX DCBアイアン

バックフェースを見た感じのデザインはAPEXアイアンとさほど変わりませんが、ソールの厚みがちらっと顔をのぞかせていますね。

 

 

 

構えてみると、思っていたよりもトップブレードは極端に厚いものではありません。

 

適度にグースがついていて構えやすいです。

 

 

 

ソールも、APEXシリーズにしては厚みがあるけれど、めちゃくちゃ分厚いというわけではありません。

 

 

 

 

 icon-caret-right APEX PROアイアン

きれいなミラー仕上げのバックフェースは美しく、シンプルにかっこいいですが、ある程度難しそうだなという印象も与えてくれますね。

 

 

 

構えてみると、トップブレードは薄く、ヘッド自体もかなり薄いように感じます。

 

 

 

ソールも薄く、ミスにやさしそうな感じではありません。

 

 

 

APEXアイアンを試打した感想

試打は全て7番アイアン、モーダス105シャフトで試打しました

 

試打結果は以下の通りです(それぞれ5球の平均)

 

ヘッドスピード

キャリー トータル バックスピン サイドスピン

APEX

37.0 154 167 4254 -244(左)

APEX DCB

36.9 156 169 4309 -309(左)

APEX PRO

37.2 154 166 5325 -56(左)

 

まず飛距離に関してはロフト通りの順に飛んでいましたが、それぞれわずかな差となっています。

 

APEX DCBアイアンにもう少し飛距離を期待したところもありますし、APEX PROアイアンが思ったよりもよく飛んだというところもあります

 

次に方向性ですが、APEXアイアンとAPEX DCBアイアンはドロー系、APEX PROアイアンはストレート系という結果でした。

 

弾道的にはPROがよくスピンがかかってくれて上がってくれたのですが、APEXとDCBはもうひとつかなという結果に終わりました。

 

打感や振り心地というフィーリングの部分においても、APEX PROがかなり心地よく3モデルの中では圧倒的に良かったですね

 

APEXに関しては、打感や結果も含めてまずまずという印象で、総合的に無難なアイアンだと評価できると思います。

 

逆にDCBは少し物足りなさが残りました。とてもやさしいという感じでもなく、飛距離も平凡的、見た目が特別にいいというわけでもないので、やや微妙という評価になります。

 

ざっくり言えばスコア100前後の方にはAPEXアイアン、90切ってくる方にはAPEX PROアイアンがおすすめだと思います。

 

APEX DCBアイアンは、初めて間もない初心者の方には使いやすいでしょう。

 

 

 

APEXアイアンまとめ

 icon-check 総合的にまとまっているAPEXアイアン

 icon-check 初級者向けのAPEX DCBアイアン

 icon-check 中級者〜上級者にはかなり人気になりそうなAPEX PROアイアン

 

それぞれのヘッド特性があるので試打して頂くのが一番わかりやすいですが、個人的にはAPEX PROアイアンが最も気に入りました。

 

ただ、万人受けするのはAPEXアイアンだと思います。

 

以上、APEX/APEX DCB/APEX PROアイアンの特徴を解説|2021年モデルの3機種を紹介という話題でした。

 

 

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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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