どうもりょういちです。
アッタスの13代目となるシャフトとして「アッタスキング」が登場。
シャフトの名称には代々工夫があっておもしろいのがアッタスシリ
前作のアッタスダースとは真逆のシャフト特徴となっているので、解説していきたいと思います。
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アッタスキングの特徴
先調子の走り系
アッタスシリーズの先系シャフトといえばアッタスクールが思い浮
今回のアッタスキングは先調子ということで、よりシャフトの走りや加速を感じられそうです。
「先調子は暴れる」なんていうイメージはつきものですが、
しかしアッタスキングは先調子でありながら、テクノロジーによってできる限り「暴れる」を抑えています。
シャフトのブレを少なくすることによりヘッドのブレも減少し、
歴代アッタス
出典:USTマミヤ
この図を見てもわかるように、アッタスシリーズではもっともつかるシャフトだと位置づけられています。
スペック表
アッタスキング4 | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
R | 48 | 5.7 | 先 |
SR | 49 | 5.4 | 先 |
S | 50 | 5.4 | 先 |
X | 53 | 5.4 | 先 |
アッタスキング5 | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
R | 56 | 4.3 | 先 |
SR | 57 | 4.3 | 先 |
S | 58 | 4.3 | 先 |
SX | 59 | 4.2 | 先 |
X | 61 | 4.2 | 先 |
アッタスキング6 | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
SR | 65 | 3.6 | 先 |
S | 66 | 3.5 | 先 |
SX | 67 | 3.5 | 先 |
X | 69 | 3.5 | 先 |
アッタスキング7 | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
S | 73 | 3.5 | 先 |
X | 76 | 3.5 | 先 |
需要の多いであろう50グラム台のフレックスを豊富に用意。
「5X」や「4X」に至っては50グラム台または40グラム台と謳いながらそれぞれ61グラム、51グラムなので要注意です。笑
スポンサーリンクアッタスキングの見た目
シルバーとブルーのカラーリングで爽快感のあるデザインです。
アッタスクールも系統的には似たようなデザインだったので、
アッタスキングを試打した感想
試打したのは6Sシャフトで、ヘッドはローグST MAX9度を選択。
試打結果は以下の通りです(5球平均)
ヘッドスピード | 45.0 |
キャリー | 251 |
トータル | 271 |
バックスピン | 2958 |
サイドスピン | -603(左) |
特筆すべきは3点で、「つかまり、弾道、安定感」です。
控えめに言ってかなり良い先調子のシャフトです。
まずつかまりについては、先端が程よく走るのを感じられてこれはつかまるなあという感じで打てました。結果、つかまっています。
次に弾道ですが、かなり高めに上がります。
打ち出し角、バックススピンともに少し多めで、ボールが上がりやすいですが、それでいて吹けているという感じではないところが良いです。
そして安定感ですが、かなり高い再現性です。
先調子というと暴れる、という先入観を抱く方も多いと思いますが、そこまで暴れるという印象はなく安定してドローを打ち続けることができました。
個人的には先が走るシャフトはあまり得意ではないのですが、その中でもアッタスキングは割と好感触で結果も良かったので、これはおすすめの1本ですね。
アッタスキングまとめ
- 先調子の走り系シャフト
- 走り系だけどシャフトのブレを抑えたモデル
- デザインやネーミングもおもしろくて斬新
大手シャフトメーカーからは毎年秋に新作が発売されますが、今回はスピーダーNXが中調子ということもあり、唯一の先調子となるアッタスキングは一定の需要があるでしょう。
以上、アッタスキングの特徴を解説|