アッタスキングの特徴を解説|先調子の走り系シャフト

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どうもりょういちです。

アッタスの13代目となるシャフトとして「アッタスキング」が登場。

シャフトの名称には代々工夫があっておもしろいのがアッタスシリーズの特徴でもありますが、今回は大方の予想通り(?)にキングという名前がつけられています。

前作のアッタスダースとは真逆のシャフト特徴となっているので、解説していきたいと思います。

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アッタスキングの特徴

先調子の走り系

アッタスシリーズの先系シャフトといえばアッタスクールが思い浮かびますが、アッタスクールは厳密には先中調子でした。

今回のアッタスキングは先調子ということで、よりシャフトの走りや加速を感じられそうです。

「先調子は暴れる」なんていうイメージはつきものですが、確かに元調子のシャフトと比べれば暴れる感覚がないわけではありません。

しかしアッタスキングは先調子でありながら、テクノロジーによってできる限り「暴れる」を抑えています。

シャフトのブレを少なくすることによりヘッドのブレも減少し、安定感につながります。

歴代アッタス

出典:USTマミヤ

この図を見てもわかるように、アッタスシリーズではもっともつかるシャフトだと位置づけられています。

スペック表

アッタスキング4重量トルク調子
R485.7
SR495.4
S505.4
X535.4
アッタスキング5重量トルク調子
R564.3
SR574.3
S584.3
SX594.2
X614.2
アッタスキング6重量トルク調子
SR653.6
S663.5
SX673.5
X693.5
アッタスキング7重量トルク調子
S733.5
X763.5

需要の多いであろう50グラム台のフレックスを豊富に用意。

「5X」や「4X」に至っては50グラム台または40グラム台と謳いながらそれぞれ61グラム、51グラムなので要注意です。笑

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アッタスキングの見た目

シルバーとブルーのカラーリングで爽快感のあるデザインです。

アッタスクールも系統的には似たようなデザインだったので、爽快感=走り系という感じで決めているのかもしれませんね。

アッタスキングを試打した感想

試打したのは6Sシャフトで、ヘッドはローグST MAX9度を選択。

試打結果は以下の通りです(5球平均)

ヘッドスピード45.0
キャリー251
トータル271
バックスピン2958
サイドスピン-603(左)

特筆すべきは3点で、「つかまり、弾道、安定感」です。

控えめに言ってかなり良い先調子のシャフトです。

まずつかまりについては、先端が程よく走るのを感じられてこれはつかまるなあという感じで打てました。結果、つかまっています。

次に弾道ですが、かなり高めに上がります。

打ち出し角、バックススピンともに少し多めで、ボールが上がりやすいですが、それでいて吹けているという感じではないところが良いです。

そして安定感ですが、かなり高い再現性です。

先調子というと暴れる、という先入観を抱く方も多いと思いますが、そこまで暴れるという印象はなく安定してドローを打ち続けることができました。

個人的には先が走るシャフトはあまり得意ではないのですが、その中でもアッタスキングは割と好感触で結果も良かったので、これはおすすめの1本ですね。

アッタスキングまとめ

  • 先調子の走り系シャフト
  • 走り系だけどシャフトのブレを抑えたモデル
  • デザインやネーミングもおもしろくて斬新

大手シャフトメーカーからは毎年秋に新作が発売されますが、今回はスピーダーNXが中調子ということもあり、唯一の先調子となるアッタスキングは一定の需要があるでしょう。

以上、アッタスキングの特徴を解説|先調子の走り系シャフトという話題でした。

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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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