どうもりょういちです。
三菱ケミカルから最新シャフト、ディアマナZFシリーズが発表されました。
今回のシャフトはどのような特徴なのか、前作DFとの比較もしながら解説します!
スポンサーリンク
目次
ディアマナZFの特徴
ディアマナZFはFシリーズ(BF、RF、DF、ZF)の最終形態として発売されます。
「飛んで曲がらない」を追求した中元調子シャフト
弾道のばらつきを抑える先端の強さと、切り返し以降で遅れずにしなり戻るレスポンスの良さを両立。
要はしっかり感のあるシャフトで球のつかまりを抑えつつ、飛距離はできるだけ出るようにといったシャフトです。
ちなみにダブルキックではありません。
ZFは中元調子のシャフトなのでもともとスライサーの方には少し厳しいかもしれませんが、前作のDFと同じくフッカーやハードヒッターに好まれるシャフトです。
見た目はグレーというかシルバーのような色を基調としていて、文字のカラーリングは虹色のような感じでいろいろな色が光の反射で見えてきれいですね。
デザイン的にはディアマナサンプに似ています。
ディアマナZFと前作DFとの違い
基本的に中元調子という点は同じです。
トルクもカタログ数値ではまったく同じなので変化なしです。
重量は0.5グラム重くなっているようですが、まあそのへんは誤差なのでこちらもほぼ同じと考えていいでしょう。
では前作DFと比べてどこが変わったのかですが、基本的にディアマナ系のシャフトは安定感が売りです。
その安定感に飛びの要素がプラスされたと考えていいでしょう。
数値上はあまり変化がありませんが、ZFの特徴として先述の通り「切り返し以降で遅れずにしなり戻り」があるということで、そこが飛びの要素ということでしょう。
DFも安定感がありいいシャフトですが、現行で発売されている他社人気シャフトのスピーダーエボ5やツアーAD VRなどと比べるとやや飛距離性能は劣る感じがします。
そこを改良したのが今回のディアマナZFというわけですね。
あとはしなるポイントですが、ZFもDFも同じ中元調子ですが、その中でもZFの方が手元がやや硬くなっているようです。
やはりここも飛び性能を意識してか、ZFの方がやや真ん中よりがしなりを感じる設計です。
あとはこの画像を参考にして頂ければわかりやすいですが、「ディアマナZFは、BFとDFの間ぐらいのシャフト」ということがわかります。(画像引用:三菱ケミカル)
スポンサーリンク
ディアマナZFは40グラム台もラインナップ
ディアマナシリーズでは初となる40グラム台がラインナップされています。(数量限定)
今流行りの「軽・硬」のニーズがあると踏んでのことでしょう。
ただ僕自身の見解はこの「軽・硬」自体は非常に良いと思っていますが、ディアマナ系のシャフトで40グラム台のニーズがあるかというとどうなのかなあと思うところもあります。
一般的には50グラム台ではヘッドスピード的に厳しい方へ向けて作られている40グラム台ですが、要は40グラム台の重さに落とした方がいい人が、中元調子系のしっかりしたシャフトを使うのかな?という疑問も多少あります。
とはいえ、中にはヘッドスピードが速くない方で手打ちひっかけ気味のゴルファーもいますので、そういう方にはおすすめなのかなと思います。
あとは軽くしてヘッドスピードを上げたい、振り抜きやすくしたいという方にはいいでしょう。
ディアマナZFまとめ
「飛んで曲がらない」を追求した中元調子シャフト
ディアマナDFの安定感に飛距離をプラスするシャフト
40グラム台の軽量シリーズもラインナップ
発売は9月5日ですので、今秋発売されるであろうブリヂストンJGRやヤマハRMXなどに入ってくるのではないでしょうか。
なお、40グラム台のみ先行発売していますので軽量が欲しいという方はもう手に入りますよ。
以上、最新シャフト・ディアマナZFについて解説しました。
スポンサーリンク