ピンG425ドライバーの特徴を解説|ヘッド全3モデルの比較も完全検証

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どうもりょういちです。

 

ピンのニューモデルとなる「G425シリーズ」がお目見えとなりました。

 

2020年秋、最も注目を集めるG425ドライバーについて、見た目や試打結果も含めて特徴を解説したいと思います。

 

ヘッドモデルはMAX、SFT、LSTの3タイプとなり、前モデルに見られたPLUSはありません。

 

それぞれのヘッド特徴と、G410と比べてどうなのか?という点も抑えつつ、見ていきましょう。

 

発売日は9月18日を予定されています。

 

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ピンG425ドライバーの特徴

MAX、SFT、LSTそれぞれの特徴と、全てのヘッドで共通の特徴、すべて紹介していきたいと思います。

 

G425MAX

 

G410プラスの後継作となっているのが今回のG425MAX。

 

とにかく曲がらない直進性と、その飛距離が最大の魅力です。

 

イメージとしてはG410プラスと、G400MAXのいいところを取って、さらにブレないヘッドに仕上げられているという感じです。

 

ヘッド体積はルール上限の460ccとなり、上下左右のMOI(慣性モーメント)はなんと9,700超え。

 

直進性と強い飛びが売りのモデルにあって、史上最強のブレないヘッドが誕生しています。

 

ヘッド重量は203グラムと軽いわけではなく、MAXという名前がついているものの決して軽量モデルというわけではありません。

 

G410同様、やはり今回のG425もこのMAXドライバーが最大の目玉クラブとなるでしょう。

 

 

 

G425SFT

 

G410SFTの後継となるG425SFTドライバー。

 

G425MAXと比べると、重心を約13%ヒール寄りに設計されていることから、なんと約20ヤードも左へ飛ぶ設計となっています。

 

ピンには代々SFTがありましたが、SFT史上最もつかまり、さらにブレない仕様とのことです。スライサーには嬉しいですね。

 

ヘッド体積は前作比で5cc大きくなり、上限の460cc。

 

ヘッド重量は198グラムで、MAXとLSTの203グラムにくらべ約5グラム軽く作られています。

 

ウエイトは動かすことはできない固定式で、もちろんヒールにセットされています。

 

さらに、SFT専用のつかまえるためのテクノロジー「VORTEC」が搭載されており、空気抵抗を最も軽減するドローヘッドが完成しています。

 

 

 

G425LST

 

G410LSTの後継となるG425LSTドライバー。

 

スタンダードタイプのG425MAXと比較すると、約6ヤードほど右へ飛ぶ設計とのこと。

 

低スピン仕様は前回から変わらずですが、さらに約10%フェース寄りの重心設計になっていることから、無駄なバックスピンもかからず、前へ前へと進めてくれるヘッドに仕上がっています。

 

ヘッド体積は445ccでやや小ぶり、ヘッド重量は203グラムとMAXと同じです。

 

ウエイトは3ポジションに調整可能で、ドローポジション、フェードポジションそれぞれ7ヤードほど、左右に飛ぶ仕様となっています。

 

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ピン史上最大MOIでブレない

3つのウエイトポジションが搭載された弾道調整機能がさらに進化しており、上下左右の慣性モーメントがピン史上最大となっています。

 

それが3機種全てのヘッド、そして全てのウエイトポジションで最大の慣性モーメントとなっているので、最強にブレないシリーズとなっています。

 

 

 

フォージドT9S+フェースで最大初速

高強度で極薄のフォージドフェースが最大初速を生み出してくれます。

 

熱処理されているフェースはミスヒットにも強く、曲がり幅を極限まで抑えてくれるので、直進性の高さに一役買っています。

 

 

 

新タービュレーターでヘッドスピードアップ

インパクト時の空気抵抗を極限まで抑えた新タービュレーター。

 

前作よりも短く、丸みを帯びた形状へと進化しており、460ccの大型ヘッドであってもヘッドが走り安心して振り切ることができます。

 

 

 

ドラゴンフライ・クラウン・テクノロジー

極薄のドラゴンフライ・クラウン・テクノロジーにより、理想の深低重心設計へと進化しています。

 

 

低く深い重心設計

前作比で約4%低く、深い重心設計に。

 

その結果インパクト時のリアルロフトが増え、低ロフトでも高打ち出し、低スピンを生み出してくれます。

 

低ロフトでも球が上がるから、キャリーで稼ぐことを実現しています。

 

 

 

サウンドリブで打音最適化

それぞれのヘッドにサウンドリブが搭載されており、心地良い打球音と打感を実現しています。

 

 

スペック表

G425 ヘッド体積(cc) ヘッド重量(グラム) 総重量(グラム)
MAX 460 203 306
SFT 460 198 302
LST 445 203 306

(総重量は純正カーボンSシャフト装着の場合)

 

ロフト設定は

MAX・・・9、10.5、12

SFT・・・10.5

LST・・・9、10.5

となっています。

 

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ピンG425ドライバーの見た目

 icon-caret-right G425MAX ドライバー

黒を基調としているのは前作から変わりありませんが、よりシンプルなデザインになっています。

 

G410は赤が差し色となっていてかっこよかった印象ですが、G425はかっこいいというよりはただただシンプルだなあという感想です。

 

シンプルなデザインが好きな方にはかっこよく映るかもしれませんね。

 

なんとなくプロギアのegg5500ドライバーに似ている気もしますが。。

 

 

 

構えてみると、460ccの大型に加えてシャローになっているのでかなり大きく見えます。

 

フェースはほぼストレートで、構えた段階で違和感はありませんでした。

 

前作同様、マットブラックのクラウンなので、太陽や光の反射は抑えられそうで、落ち着いて構えられそうです。

 

 

 

フェースはこんな感じです。

 

こういう見方をするとクラウンのボコボコが気になるかもですが、上から見ると気になりませんので、心配はありません。

 

 

 

 

 icon-caret-right G425SFT ドライバー

ソールのデザイン、見た目はMAXとほとんど変わりません。

 

ウエイト位置が固定されている点が違っているぐらいでしょうか。

 

 

 

構えてみると、MAXに比べるとフックフェースですが、つかまり重視のクラブにしてみれば過度なフックフェースというわけではありません。

 

つかまりのいいクラブがフックフェースであることは多いですが、そのフックフェースが構えづらいという方も一定数いることを考えると、このSFTのフェースアングルは評価できると思います。

 

 

 

フェースはMAXとそんなに変わって見える感じはありません。

 

 

 

 

 icon-caret-right G425LST ドライバー

デザインは他の2機種と変わりませんが、唯一445ccと少し小ぶりに作られているのがLSTです。

 

 

 

構えてみると、きれいなストレートフェースでオーソドックスなヘッド形状が個人的にはとても構えやすかったです。

 

左へのミスを恐れずに振っていけるような安心感がありました。

 

 

 

他の2機種に比べてディープフェースなのがわかると思います。

 

 

 

 

純正シャフトはG410のALTA J CB REDから、「ALTA J CB SLATE」という名称に変更されています。

 

シャフトもマットブラックのコスメになっており、光の反射はなさそうでデザインもカッコいいと思います。

 

肝心のスペックについては、中身は変わっていないので、デザインのみの変更となっています。

 

 

 

ピンG425ドライバーを試打した感想

試打したのは全てのヘッドで10.5°、純正Sシャフトで行いました。

 

結果は以下の通りです。

G425 ヘッドスピード キャリー トータル サイドスピン バックスピン
MAX 44.3 240 262 -349(左) 2315
SFT 44.7 233 259 -1125(左) 2766
LST 44.5 245 271 +23(右) 2199

 

結果的に、僕の場合はLSTが最も飛んでストレートボールが打てました。振り心地も含めとても良かったです。

 

MAXは軽いドローが打てて、こちらも好感触でした。

LSTより万人受けしそうなのは、やはりMAXだろうなという感想です。

 

SFTは僕にはつかまりすぎましたが、そのつかまり具合はスライサーにはグッドでしょう。

MAXでスライスが出てしまう方は、SFTを持つとスライスはいくらかおさまることは確かでしょう。

 

打感、打音に関しては、ピンなので硬めを想像していましたが、G410よりは柔らかい感じで良かったですね。

 

総合的に前作よりも良いという評価です。

 

 

 

ピンG425ドライバーまとめ

 icon-check スタンダードタイプのG425MAX

 icon-check ドローバイアスのG425SFT

 icon-check 低スピンタイプのG425LST

 icon-check ピン史上最大MOIでブレない

 icon-check フォージドフェースで最大初速

 icon-check 新タービュレーターでヘッドスピードアップ

 icon-check ドラゴンフライ・クラウン・テクノロジーで低く深い重心設計

 icon-check サウンドリブで打音最適化

 

MAX、SFT、LSTそれぞれのヘッドに進化が感じられ、さすがピンだなという印象です。

 

また人気爆発しそうな予感ですね。

 

さらに、G425はG410のスリーブとは互換性があるので、ヘッドのみを求める方が多いかもしれませんね。

 

以上、ピンG425ドライバーの特徴を解説|ヘッド全3モデルの比較も完全検証という話題でした。

 

 

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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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