ピンi230アイアンの特徴を解説｜バランスのとれた人気アイアン

どうもりょういちです。

ピンから待望されていたi210アイアンの後継モデルとなる「i230アイアン」が登場しました。

発売は2023年1月19日とのこと。

長らく空白となっていた人気シリーズのi210の後継モデルがついに登場し、早くも話題となっています。

i230という名称は最近発売となったG430との「30つながり」でもありますが、ピンがどういうコンセプトで数字を刻んでいっているのかイマイチ不明ですね。

それではさっそくi230アイアンについて解説していきます。

ピンi230アイアンの特徴

ピン i230 アイアン

created by Rinker

溝が増えたマイクロマックスグルーヴ

スコアライン(溝)の本数が増えたことにより、スピン性能が向上。

また溝の「角度と間隔」を見つめ直して最適化されており、あらゆるシチュエーションにおいてもスピンがしっかり入るよう設計されています。

寛容性も高くなるよう設計

バックフェースには一面にワンピースのインサートを貼り付けており、ミスヒット時でも打感や打音を損わないように設計しているとのこと。

また重量配分の最適化によって低重心、高慣性モーメントとなっており、よりやさしい設計に。

また高比重のウエイトをトゥ側に配置することでも、ヘッドの安定性につながっています。

スペック表

番手	ロフト
#3	19
#4	22.5
#5	26
#6	29.5
#7	33
#8	37
#9	41
#PW	45
#UW	50

7番で33度と標準的なロフト角です。

PWが45度なのに対し、50度のUWがラインナップされています。

ピンi230アイアンの見た目

バックフェースは非常にシンプルなデザインです。

僕は個人的には美しいと思いますが、悪く言うと殺風景な見た目です。

構えてみると、トップブレードは薄すぎないけども厚みもなく、ちょうどよいサイズ感。

オフセットはほんのりありますが、これもちょうど良い塩梅といった感じです。

どちらかといえば小ぶりなアイアンの部類に入りますが、マッスルバックのような小ささではなくやさしさもある程度感じることのできるサイズです。

とにかく顔も良いです。

ソール幅は薄めですが、大きめのバウンスで見た目以上にはやさしいですね。

フェースはこんな感じです。美しいですよね。

ピンi230アイアンの試打評価

試打したのは7番アイアン、シャフトはモーダス105(S)で行いました。

試打結果は以下の通りです(5球平均)

ヘッドスピード	36.0
キャリー	151
トータル	161
バックスピン	5755
サイドスピン	+23（右）

結果は全体的に良好で、なにか欠点のあるようなものはありませんでした。

飛距離はロフトが33度ということを考えればよく飛んでいると思いますし、ストレートボールがこんなに打てるハーフキャビティはあまりないかなと思います。

また球の上がり方も良かったので落下角度もついていましたし、バックスピンも問題ありません。

打感は弾く感じもありつつも良質な打感で、軟鉄とはちょっと違いますがとても良い打感だった印象です。

ミスヒットにもある程度寛容性があり、欠点が見当たらないなという感想でした。

ピンi230アイアンまとめ

見た目が美しハーフキャビティアイアン

欠点が特にない完成度の高さがうかがえる

ピン史上一番いいかもしれないアイアン

個人的にはかなりツボで、これは買いでしょうという感じです。

i200やi210を使っている方も気にいると思いますし、上級者はもちろん、初級者の方でもある程度は扱えそうな寛容性もあるかなと見ています。

基本的には中〜上級者好みかとは思いますけどね。

とてもおすすめのアイアンです。2022年では最高のアイアンの中の1本に入りますね。

以上、ピンi230アイアンの特徴を解説｜バランスのとれた人気アイアンという話題でした。