どうもりょういちです。
ピンからニューモデルとなる「i59アイアン」が登場。
新しいラインナップではあるものの、その形状やスペックからはblueprintアイアンにやさしさをプラスしたようなアイアンです。(ですがiBLADEアイアンの後継モデルという位置付け)
新構造ということもあり、
目次
i59アイアンの特徴
新構造ヘッド
軟鉄鍛造の1025カーボンスチールを初採用し、
またステンレススチールのフェース後方部には、
ソリッドな打感と打球音、
飛距離コントロールと再現性をアップ
各溝の角度と間隔を最適化し、
濡れた状態やラフなど、
より安定したショットが実現しやすいアイアンです。
進化した軟鉄鍛造ボディ
マッスルバックでありながら、ハーフキャビティのi210アイアンと同等の慣性モーメントでヘッドがブレにくく、ミスヒットに強い新構造。
一見難しそうなアイアンですが、寛容性も備わった「実践的アイアン」なのです。
スペック表
番手 | ロフト |
---|---|
3I | 20 |
4I | 23.5 |
5I | 27 |
6I | 30.5 |
7I | 34 |
8I | 38 |
9I | 42 |
PW | 46 |
7番で34度というロフト設計で飛びすぎず、
5番で27度のため、その上には4番アイアンもしくは23度前後のユーティリティが1本欲しいところですね。
そして重量は以下を参考にしてください。新シャフトのモーダス115はそれなりに需要がありそうです。
モーダス115(S) | DG EX ツアーイシュー(S200) | |
総重量(7I) | 431 | 443 |
バランス | D2 | D2 |
i59アイアンの見た目
スッキリとしたシンプルな見た目がカッコよく、美しいマッスルバックアイアンです。
構えてみると、グースはあまりきいていない少なめのオフセットです。
トップブレードも薄くスッキリとしていて構えやすいです。
ロフトは34度なのでけっこうフェースが見えますね。
ヘッドサイズは小さいので、中級者〜が対象のクラブですね。
ソールは薄いですが、マッスルバックの部類の中ではやや厚めでそこまで難しいという印象はなく、それなりに打てそうな感じです。
i59アイアンを試打した感想
試打したのは7番アイアンで、シャフトはモーダス105(S)をチョイスしました。
試打結果は以下の通りです(5球平均)
ヘッドスピード | 35.5 |
キャリー | 148 |
トータル | 157 |
バックスピン | 5996 |
サイドスピン | -132(左) |
特筆すべきは統一感の高さです。
飛距離、方向の統一感がすごく、かなり再現性の高いアイアンだと言えます。
飛距離は大したことはないですがロフトなりですので、こんなものかなと思います。
安定して右打ち出しでドローが打て、とても揃った結果になりました。
マッスルバックにしてはかなり簡単だなという印象で、マッスルバックだからといってそこまで躊躇することもなさそうです。
とはいえ簡単なクラブの部類ではないので、中級者以上の方なら使えるでしょう。
あとは感覚的な部分ですが、構えやすいですし何より打感も最高です。めちゃくちゃいい。
打てば普通に欲しくなる方がかなり多そうなアイアンです。
i59アイアンまとめ
- やさしさも感じられるマッスルバックアイアン
- 打感がめちゃくちゃ良くて球もかなりそろう安定感
- 見た目もかっこよくてスタイリッシュ
- 初心者には少し難易度高め、中級者以上におすすめ
またかなり精度の高いアイアンをピンは出してきましたね。見た目といい試打結果といい最高でした。
金額的に1本あたりがやや高いという点のみややネックですが、それ以外製品に関しては弱点が見当たらないような素晴らしいアイアンです。
以上、ピン・i59アイアンの特徴を解説|ブレードタイプの軟鉄鍛造アイアンという話題でした。