どうもりょういちです。
ミズノに往年のモデル「JPX」が帰ってきました。
今回は「JPX200X」という名称となり、STシリーズのウッドと同時発売で、アイアンのみの発売となります。
帰ってきたJPXはどんなアイアンなのか、さっそく特徴を解説し、評価していきましょう。
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目次
JPX200Xアイアンの特徴
中身は飛び系アイアン
久しぶりとなった日本モデルのJPXの中身は飛び系アイアンとなっています。
ヤマハやキャロウェイ、テーラーメイド 、ゼクシオなどなど、各メーカーから出されているストロングロフトのいわゆる「飛び系アイアン」ですが、ミズノからはこれまであまり力を入れていなかった分野だけに、今回はその飛距離に期待ができます。
ロフトは7番アイアンで26度と飛び系アイアンの「標準ロフト」です。
その他、飛距離にこだわったテクノロジーも以下で紹介します。
反発性能にこだわりつつ打感も追求
高反発クロムモリブデン鋼
クロムモリブデン鋼という素材を採用することにより、フェース部の強度を高める設計になるほか、薄肉化による反発性能の向上の追求に成功しています。
高い反発性能を発揮するコアテックフェース
フェース裏側の打点周辺部を薄肉化することで、反発性能を高めアイアンでの飛距離アップを可能にしています。
中心の打点部には厚肉化し、その周辺を薄肉化しているというわけですね。
打感の良さも追求
ミズノのアイアンたるもの、打感が良くて当たり前と思っている方も多いでしょう。
もちろん今回のJPX200Xアイアンも打感は秀逸です。
キャビティ内のトップエッジ側にサウンドリブを採用し、ミズノ独自のハーモニックインパクトテクノロジーにより音の周波数をコントロールしているそうです。
これにより、打感の良さを実現しています。
シンプルなヘッド形状
アドレス時にバック側が見えないように設計されたヘッド形状で、飛び系アイアンによくあるバック側が見えすぎて気になるようなことはないアイアンです。
ここも高評価なポイントの1つではないでしょうか。
「飛び系アイアンがほしいけどヘッド形状がシンプルなものがいい」という方はJPX200Xか、キャロウェイのエピックフォージドスターアイアンがオススメですね。
スペック表
ロフト角(7番) | 総重量 | バランス | |
純正カーボン | 26度 | 369グラム | C9 |
純正カーボン(軽量) | 26度 | 358グラム | C8 |
NS ZELOS7 | 26度 | 389グラム | D0 |
NS PRO950neo | 26度 | 408グラム | D2 |
飛び系のアイアンなので、シャフトは軽量のものがメインどころになると思いますが、その中でも純正カーボンが2種類選べるのはいいですね。
また7番アイアンで26度なので、PWが39度となります。PWの下の番手が3本あるので、そこはマストで入れていただきたいですね。
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JPX200Xアイアンの見た目
バックフェースはポケットキャビティのような形状になっており、シンプルなデザインです。
ミズノのJPXって感じがしますね。
構えて見るとこんな感じで、前述の通りバック側が見えないようになっています。
ただし、トップブレードは少しだけ厚めです。
フェース、ソールはこんな感じで、どちらもいたってシンプルです。
見てわかるように一般的な飛び系アイアンのようなボテッとした大きさはありません。
スッキリ構えられてかつ飛距離が欲しい方はとてもいいのではないでしょうか。
JPX200Xアイアンを試打した感想
試打したのは7番アイアンでシャフトはNS950neo。
打感に関してはさすがミズノの一言ですね。
飛び系アイアンでは今までで一番良好な打感を感じることができます。
肝心な飛距離ですが、キャリーで180ヤード、トータル188ヤードでした。
ロフトが26度の他メーカーのアイアンと遜色ない飛びで、高さがしっかりと出ていたところが良かったですね。
しっかりキャリーで距離を稼げてある程度は止まってくれそうなアイアンだと思いました。
おおむね高評価です。
特に残念な点は見当たりませんし、打感や見た目というプラスポイントがありつつも飛距離もしっかり稼げるアイアンです。
JPX200Xアイアンまとめ
反発性能にこだわった飛び系アイアン
打感はさすがのミズノアイアン
シンプルなヘッド形状で構えやすい
飛距離はキャリーでしっかり稼げる
ミズノでは久々の飛び系アイアンですが、その飛距離性能には問題なく、さらに打感や見た目まで評価できるアイアンとなっています。
飛び系アイアンではかなり高評価の部類なので、人気が出そうな予感ですね。
問題としては知名度がどこまで出るか、という部分でしょうか。
いずれにしても、おすすめです!
以上、ミズノJPX200Xアイアンの特徴を解説|復活のJPXはスッキリとした見た目の飛び系アイアンという話題でした。
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