ミズノJPX921アイアンの特徴を解説|ホットメタル・フォージド・ツアーの3機種

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どうもりょういちです。

 

JPXシリーズのニューモデル「JPX921」シリーズが登場。

 

ミズノプロシリーズと並行しての発売となっており、JPX921も3つのヘッドモデルがラインナップされています。

 

それぞれどのような特徴なのか、解説していきたいと思います。

 

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JPX921アイアンの特徴

3つのヘッドそれぞれについて、解説していきます。

 

JPX921ホットメタル

 

まずはJPX921シリーズでは最もやさしいモデルのホットメタルです。

 

最近だと原英莉花プロが使っているアイアンで話題となっていますね。

 

①フェース部は高強度のクロムモリブデン鋼を採用し、フェース部の薄肉化によって高初速エリアを拡大。飛距離性能を向上させています。

 

溶接部のないシームレスカップフェース構造と部分肉厚ソールが高初速エリアをさらに拡大。やや打点がブレても、飛距離のロスを抑え力強い弾道を発揮します。

 

ミズノ独自のハーモニックインパクトテクノロジーで音の周波数をコントロールすることにより、従来モデルよりもサウンドリブを追加し、打感の良さを追求しました。

 

④トウウエイトを軽減し、重心距離を短く設定。さらに、周辺ウエイト配分を大きくし、スイートエリアを拡大。心地良い打感とやさしさを両立させました。

 

 

 

JPX921フォージド

 

①打球音を長く響かせることで打感の良さを維持しながら、高強度のクロムモリブデン鋼がフェースの薄肉化を可能にし、反発性能の向上を追求しました。

 

②キャビティ部をソール側から掘削することにより、従来構造よりもフェース部の薄肉エリアを拡大(No.4~7)。高初速エリアを拡大し、飛距離性能を向上させました。

 

③ヒール側のウエイトをトウ側へ配分することにより、スイートスポットをフェースセンター付近に配置。やや打点がバラついても飛距離のロスを抑え、安定した方向性を発揮。

 

さらに、トップエッジの剛性を高めることで、心地良い打感を与えてくれます。

 

 

 

JPX921ツアー

 

①従来モデルよりも、全番手のスイートスポット高さを低くすることで、ボールの上がりやすさを追求しました。ショートアイアンはソール幅が狭くなり、ツアープレーヤーが求める抜けの良さを発揮します。

 

②ミズノ独自のハーモニックインパクトテクノロジーにより、音の周波数をコントロール。従来モデルよりもキャビティ周辺と打球面裏側の剛性を高めることで、打感の良さを追求しました。

 

③従来モデルよりもトウウエイトを軽減し、重心距離を短くすることで、高いコントロール性能を発揮します。

 

 

 

スペック表

JPX921

7番ロフト PWロフト 総重量

ホットメタル

29 44 425

フォージド

31 45 422

ツアー

34 46 425

(総重量は全て7番アイアン、モーダス105Sで測定したもの)

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JPX921アイアンの見た目

 icon-caret-right JPX921ホットメタル

3つのヘッドの中で最もやさしいタイプのホットメタルはキャビティ形状。バックフェースを見ても、やさしさに振って作られているのがわかります。

 

 

 

構えてみると、そこそこ厚めのトップブレードに、大きめのフェースが安心感を与えてくれます。

 

 

 

ソールはパッと見た感じでは意外と薄いのか?と思いましたが、よく見ると後方がミラー仕上げになってあまり厚みを感じさせないようになっています。

 

見た目的にはうまく作っているなという印象ですね。

 

 

 

 

 icon-caret-right JPX921フォージド

続いてはフォージドですが、バックフェースはホットメタルとよく似ているかなと感じますが、よく見るとキャビティ具合が違うことがわかります。

 

 

 

構えてみると、ヘッドサイズはやはりホットメタルよりワンサイズダウンです。

 

トップブレードの厚みも少しスッキリしますね。

 

 

 

ソールもホットメタルと同じく、後方がミラー仕上げで視覚的にシャープに見えるような設計ですね

 

 

 

 

 icon-caret-right JPX921ツアー

ツアーだけは、他の2機種とはやや毛色が変わってきましたね。

 

3機種の中では最もシビアなアイアンなので、やはりバックフェースもキャビティではなくなっています。

 

 

 

構えてみても、やはり1番小ぶりなのがこのツアーでした。個人的には構えやすかったので、小さめヘッドが好きな方は気にいる方も多いと思います。

 

 

 

ソールはミラー部分がないので、実寸というか、ごまかしなしのソール幅です。薄めですね。

 

 

 

JPX921アイアンを試打した感想

試打したのはそれぞれ7番アイアンで、シャフトはモーダス105Sに統一しました。

 

試打結果は以下の通りです(5球ずつの平均)

JPX921

ヘッドスピード キャリー トータル バックスピン サイドスピン

ホットメタル

37.1 162 174 4104 -231(左)

フォージド

37.4 160 172 5220 -108(左)

ツアー

37.3 158 171 5213 -96(左)

 

まず意外だったのが飛距離です。

 

ロフトを考えれば当然ホットメタルが飛びそうなものですが、フォージド、ツアー含めて3つのモデルで飛距離がほとんど同じでした。

 

ホットメタルが飛んでいないわけではないのですが、フォージドやツアーの飛距離性能が高いなと感じました。

 

特にツアーは7番のロフトが34度なので、170ヤード飛ぶのはかなりの飛距離が出ていると言っていいでしょう。

 

また、ホットメタルはヘッドの大きさから安心感がありました。少しのミスであればカバーしてくれそうです。

 

フォージドとツアーはやさしいというよりは、中級者向けアイアンだと感じましたね。

 

程よいヘッドサイズにトッププレードの薄さ、構えやすさは評価できるポイントです。

 

打感に関しては3モデルとも良かったですが、フォージドとツアーはやわらかい感じが似ていました。

 

ホットメタルは芯の広さがわかるような打感で、他の2モデルに比べて「やさしさ」をアピールしていてコンセプトがしっかりとわかって良いなと思いました。

 

ホットメタル→初級者〜上級者

フォージド→中級者〜上級者

ツアー→中級者〜上級者

こんなイメージです。

 

 

 

JPX921アイアンまとめ

 icon-check JPX921ホットメタルは最もやさしい

 icon-check JPX921フォージドはバランス型

 icon-check JPX921ツアーはセミアスリートタイプ

 

試打結果をふまえると、どういうアイアンがほしいかで、選ぶモデルが明確になるかなという感じです。

 

それぞれに良さがあるので、自分の要望に応えてくれるのはどのモデルアイアンなのか、しっかりと確認してみましょう。

 

以上、ミズノJPX921アイアンの特徴を解説|ホットメタル・フォージド・ツアーの3機種という話題でした。

 

 

関連 JPX200アイアンの特徴を解説

 

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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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