ミズノJPX923ホットメタルプロアイアンの特徴を解説｜小ぶりのストロングロフト

どうもりょういちです。

今回は「ミズノJPX923ホットメタルプロアイアン」の紹介です。

このアイアンも一定数需要はありそうで、どんなアイアンかというと、「飛距離が出る飛び系の部類にしては割と小ぶりで打感も良いアイアン」です。

アイアンに飛距離を求めたいけどデカいヘッドは嫌、という方にもってこいのアイアンだと思いますので、どうぞご覧ください。

ミズノJPX923ホットメタルプロアイアンの特徴

ミズノ JPX923 ホットメタルプロアイアン

created by Rinker

テクノロジーなどはホットメタルと同様ですので、そちらをご覧いただければと思います。

スペック表

	ロフト
5番	22
6番	25
7番	28.5
8番	33
9番	37.5
PW	42.5

ロフト設定はホットメタルとホットメタルプロでは全く同じですが、ホットメタルプロにはGWやSWの設定がありません。

単品のウェッジを組み合わせるしかありませんが、やはり46.50.56あたりが一番おすすめのセッティングでしょう。

ミズノJPX923ホットメタルプロアイアンの見た目

バックフェースを見た感じは低重心にするために下部に重量を持っていってるなというのがわかります。

最大の注目点がここで、構えたときのヘッドのサイズ感が割と小さめです。

小さいと言っても普通のサイズなのですが、７番でロフト28.5度と飛び系の中に入るとかなり小ぶりのアイアンになります。

トップブレードも分厚くなく、やや薄めに抑えられていて構えやすいです。

とはいえソールの幅は割と残してあり、やさしさも残っている感じ。それでも全体としてはスッキリとしていて大きく感じないヘッド作りは需要がありそうです。

フェースはこんな感じですね。

ミズノJPX923ホットメタルプロアイアンの試打評価

試打したのは7番アイアン、シャフトはモーダス105(S)をチョイス。

試打結果は以下の通りです(5球平均)

ヘッドスピード	35.7
キャリー	160
トータル	174
バックスピン	4999
サイドスピン	-17（左）

ホットメタルと同じロフトですが、ホットメタルよりは5球トータルで言えば少しだけ飛ばない印象に。

やや芯を外したときのロスの分だけ平均飛距離は落ちましたが、当たったときの飛距離はほぼ同じレベルでした。

平均的な高さが出ていて、バックスピン量もまずまずですので、飛び系アイアンですがボールが止まらない心配は必要ないかと思います。

打感は弾いている感じもありつつも硬いというわけでもなく高評価です。

特筆すべきは構えやすさで、いわゆる飛び系アイアンのヘッドの大きさではなく、本当に標準的なヘッドサイズで誰が構えても違和感が少ないと思います。

飛距離は出したいけどストロングロフトのアイアンにすると漏れなくヘッドが大きくなるからなかなかアイアンを変えられない…なんて方もいると思いますが、そういう方には是非JPX923ホットメタルプロアイアンを試してほしいと思います。

ミズノJPX923ホットメタルプロアイアンまとめ

標準サイズのヘッドでストロングロフトのアイアン

サイズ的にホットメタルが大きいと感じる方はホットメタルプロがおすすめ

飛距離も高さも出やすく性能も優秀

何度も言いますが「飛距離がほしいけど飛び系アイアンの顔が好きじゃない」という方にとてもおすすめのアイアンです。

ホットメタルプロは標準サイズで飛距離も高さも申し分なく出てくれて、フィーリングも悪くありません。

一定の需要はあると思います。

以上、ミズノJPX923ホットメタルプロアイアンの特徴を解説｜小ぶりのストロングロフトという話題でした。