フジクラ・スピーダー NXグリーンの特徴を解説|スピードアップの2代目NXシャフト

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どうもりょういちです。

フジクラの人気モデル・スピーダーNXの最新版「スピーダーNXグリーン」が登場。

スピーダーNXとしては2代目となる2022年モデルで、見た目同様に名称をスピーダーNXグリーンとしてきました。

フジクラのもうひとつの人気シャフトであるベンタスシリーズも色で商品を分けていましたので、NXもその流れになったということでしょうか。

気になるのはその中身ですが、今回も進化したスピーダーNXグリーンとなっていますのでご覧ください。

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スピーダーNXグリーンの特徴

初代からの変更点

スピーダーNXグリーンでは、初代に比べて中間と手元でのトルク差をはっきりとさせています。

中間部を柔らかく、手元部を硬くすることでトルク差が大きくなり、一体感のあるしなり動きとインパクト前のしなり量がアップします

しなり戻りのパワーでスムーズなヘッドスピードの上昇が期待でき、そのスピードを持ったままインパクトを迎えられます。

結果的にどうなるかというと、ヘッドスピードが上がることによってボール初速が向上し、飛距離につながります。

かといって先端のトルクは締めてあるので暴れることなく、中調子でもシャフトを走らせて飛ばすというテクノロジーです。

スペック表

NX GREEN 40重量トルク
R248.05.7
R49.55.7
SR51.05.7
S52.55.7
NX GREEN 50重量トルク
R54.54.9
SR56.04.9
S57.54.9
X59.04.9
NX GREEN 60重量トルク
SR65.03.8
S66.53.8
X68.03.8
NX GREEN 70重量トルク
S76.03.0
X77.53.0

今回も40グラム代からのラインナップで、ヘッドスピード遅めの方や、女性の方にも使うチャンスありです。

全ての重量帯、フレックスで中調子です。

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スピーダーNXグリーンの見た目

スピーダーNXグリーンのデザイン名の通り、初代のグリーンバージョンです。

緑色のシャフトってそんなに多くないのですが、濃いめの緑が渋くてかっこいいかなと個人的には思っています。

明るい色ではないのでどんなヘッドにも合いそうなところもグッド

スピーダーNXグリーンの試打評価

試打したのはスピーダーNXグリーン60S。

ヘッドはステルス9度を選択しました。

試打結果は以下の通りです(5球平均)

ヘッドスピード45.0
キャリー251
トータル274
バックスピン2149
サイドスピン+147(右)

ヘッドスピードが上がるのかどうかは体感としては正直わかりませんが、初速は純正シャフトを試打したときと比べてもアップしていました

さらに初代NXに比べて、NXグリーンの方がバックスピン量が少し抑えられています。

初代NXはボールの程よいつかまりと上がりやすさが特徴的でしたが、NXグリーンは少し弾道が抑えられて強い球が出ます。

その結果、初速のアップとも相まって飛距離アップにつながっていると判断できます。

また振り抜きの心地よさはさすがの一言で、シャキッとした硬い感じはなく、シャフト全体に程よいしなりと走り感を感じられながらも先端は硬さを保っているので暴れることはありません。

飛距離アップも望めますし、ミスヒット時のブレもより少なくなっていますので完成度が高くなっています。

初代NXより弾道が抑えられるため、ある意味少しハードになった印象はありますが、初代NXがスピーダーエボの奇数系なら、NXグリーンは偶数系といった感じでしょうか。

初代NXでボールがやや吹き上がる方などには試す価値ありかと思います。それでも比較的万人受けするシャフトには違いないと思います。

スピーダーNXグリーンまとめ

  • 中間と手元にトルク差をつけて飛ばす
  • 中調子だけどシャフトが走る感覚
  • それでも暴れず飛距離が出てくれる
  • デザインも渋くてカッコいい

控えめに言ってもかなり良いかなと思うシャフトで、ヘッドスピード40以上ある方にはぜひ試してほしいシャフトです。

ヘッドスピードが速くない方や女性の方にも、40グラム台があるので選択の余地あり。

中調子なのにシャフト全体に走る感覚があり飛距離が出やすい、だけど左へはいかないし暴れにくいというかなり良いシャフト。

前作と比べても飛距離性能は高いように感じました。(実際飛びました)

以上、スピーダー NXグリーンの特徴を解説|スピードアップの2代目NXシャフトという話題でした。

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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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