ミズノSTドライバーの特徴を解説|直進性のST-ZとつかまりのST-X

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どうもりょういちです。

 

今回はミズノの2021年モデルドライバーである「ST-Zドライバー」「ST-Xドライバー」について特徴を解説します。

 

モデルとしてはST200シリーズの後継モデルとなり、それぞれの特徴を踏襲しながら改良されています。

 

 

ミズノSTドライバー(2021)の特徴

名前だけでも覚えて帰ってください、ではなく、名前と特徴を覚えておいた方がいいですね。

 

覚えにくいのですが、ST-Zが直進タイプ、ST-Xがつかまりタイプです。

 

ST-Zドライバー

ST-Zドライバーは力強い直進性を重視したST200ドライバーの後継となります。

 

ZとXの2モデルで比較した場合、どちらかというと難しい方という言い方にはなりますが、要は左へのミスを消しやすい叩けるドライバーという立ち位置です

 

ソールのトゥ側、ヒール側両方にカーボンを使用してヘッドを軽量化されているので、余剰重量をバック部に配置でき、重心を深くして慣性モーメントが高く作られています。

 

ソールのウエイトは後方の中央に配置され、直進狙いのドライバーです。

 

 

ST-Xドライバー

ST-Xドライバーの特徴としてはまずはつかまり仕様ということが挙げられます。

 

ソールのトゥ側にかなり大きめのカーボンパーツを配置しておりトゥ側を軽量化。

 

生まれた余剰重量はヒール後方に配置されているので、自然とつかまるようになっています。

 

またソールのウエイト位置もヒール側に配置されており、つかまりを重視されています。

 

 

共通のテクノロジー

icon-caret-right進化したカーボンコンポジット

クラウン部には大部分にカーボンが使われ、軽量化が図られています。

 

またソールにもカーボンが使われており、その余剰重量をそれぞれのヘッドごとに配置する場所を変え、思い描く弾道へと誘っています。

 

 

icon-caret-right高初速と寛容性を両立

フォージドβチタンフェース、コアテックフェースデザイン、WAVEテクノロジーソールという3つのテクノロジーが高初速と寛容性を両立させています。

 

簡単にまとめると、よりフェースをたわませて初速アップ、広範囲に反発エリアを広げてやさしく飛ばしましょう。ということです。

 

 

スペック表

 

総重量

バランス ロフト

ST-Zドライバー

300 D3 9.5±2

ST-Xドライバー

291 D4 10.5±2

※総重量、バランスは純正Sシャフト装着時の場合

 

ロフトはそれぞれのモデルで1つしか用意されていませんが、カチャカチャで±2度まで調整は可能です。

 

また純正シャフトは異なりますので注意が必要です。

 

 

 

ST-ZとST-Xドライバーの見た目

icon-caret-rightST-Zドライバー

デザインとしては黒がメインでほとんど一色です。

 

トゥ側とヒール側の両方にカーボンが使われているのがわかりますね。

 

ウエイト位置は後方中央に配置されいます。

 

 

 

構えてみると、フックフェースではないのですが、ヒール側が地面に接地しているような感じでつかまってしまいそうな雰囲気を感じました。

 

結果は後述しますが、ほど良いつかまりです。

 

 

 

フェースは形状、デザインともにオーソドックスな感じです。

 

 

 

icon-caret-rightST-Xドライバー

デザイン的にはZと大差ありません。

 

カーボンはヒールには配置せず、トゥ側に多めに配置することによってつかまり仕様に。

 

ウエイト位置も後方ヒール寄りに配置されています。

 

 

 

構えてみると、一見そんなにつかまりそうな感じではありません。

 

むしろストレートフェースに見えました。

 

 

 

フェースはこちらも特筆することはありません。

 

 

 

ST-ZとST-Xドライバーを試打した感想

試打したのはST-Zは9.5度、ST-Xは10.5度です。両モデルの純正Sシャフトで行いました。

 

試打結果は以下の通りです。

 

ヘッドスピード

キャリー トータル バックスピン サイドスピン

ST-Zドライバー

45.2 250 271 2241 -146(左)

ST-Xドライバー

44.9 237 258 2440 -891(左)

まずはST-Zですが、めちゃくちゃ飛びました。

 

これは素直にすごい飛びだと思います。

 

さらに構えた感じからつかまってしまいそうと先ほど述べましたが、つかまえた感覚で打っても軽いドロー程度で全然曲がりません。ほぼストレートです。

 

純正シャフトでこの程度の軽めドローだったので、カスタムシャフト次第ではもっと安定してサイドスピンを減らせそうです。

 

バックスピン量も適正でそろっており、中弾道の強い球が打てました。

 

次にST-Xドライバーですが、かなりつかまる結果となりました。

 

普通に打ったらフックしながら左に流れていく打球が出ました。

 

飛距離はまずまずでしたが、ST-Zには届かず。

 

カーボン比重とウエイト位置の効果でのつかまりだと思いますが、簡単につかまってくれるのでスライサーにはとてもいいと思います

 

逆にフッカーには少し扱いにくいヘッドかなと思います。

 

打感は両モデルともに同じですがとても柔らかい感じで気持ちよく、打音も高すぎずに爽快な打ち心地でした。

 

 

 

ST-ZとST-Xドライバーまとめ

icon-checkST-Zドライバーは直進性が売り

icon-checkST-Xドライバーはつかまりが売り

icon-check両モデルともにカーボン比重をうまく使って特徴を出しているモデ

 

個人的にはST-Zの飛距離に感動しましたが、スライスに悩んでいる人にはST-Xもかなりおすすめ。

 

両方特徴のある良いクラブだと思います。

 

以上、ミズノSTドライバーの特徴を解説|直進性のST-ZとつかまりのST-Xという話題でした。

 

 

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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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