どうもりょういちです。
今回はミズノのST200Xユーティリティの特徴を解説し、評価していきたいと思います。
ちなみにST200シリーズのここまでは、ドライバーはめちゃくちゃ高評価、フェアウェイウッドはまずまずの評価となっています。
ユーティリティはどうなのか?見ていきましょう。
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目次
ST200Xユーティリティの特徴
ワッフルクラウン形状
名前の通りクラウンの内側をワッフルのような形状にすることにより低い重心位置を可能にし、高弾道×低スピンの仕様となっています。
薄フェースに高強度マレージング鋼
ミズノのユーティリティ史上最も薄いフェースとなっており、その反発性能に期待ができます。
そのフェース部には高い反発性能でボール初速がアップするマレージング鋼を採用。
さらに、低い重心位置と深い重心深度がボールの上がりやすさと打ちやすさを可能にしています。
ボールは上がりやすいけど、なおかつ力強い球が打てる仕様とは、なかなか贅沢なテクノロジーです。
ヘッド形状を番手別に設計
番手ラインナップは4.5.6番となっていますが、それぞれがより構えやすく打ちやすいような番手別設計を行っています。
ヘッド体積自体は4番が110cc、5番が105cc、6番が100cc。
番手が下にいくにつれてクラウンのシルエットもシャープになっていきます。
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ST200Xユーティリティの見た目
ソールのデザインはフェアウェイウッドと変わりなく小さくなったのみです。
構えてみると、シンプルな黒のクラウンはドライバーやフェアウェイウッドと変わらずです。
形状は丸みを帯びたフォルムで大きすぎず小さすぎずという感じのサイズですね。
全体的にベーシックなヘッド形状かなという印象ですね。
ST200Xユーティリティを試打した感想
試打したのは4番で純正Sシャフト。
まずは飛距離の平均はキャリー185ヤード、トータルで196ヤードでした。
飛距離性能はまずまず、ロフトなりの飛距離でした。悪くはないです。
そして驚くべきはその打ちやすさと安定性にありました。
シンプルなヘッド形状から放たれるボールは何球打ってもほとんど同じような打ち出し角、方向性で打っていて非常に気持ち良かったです。
サイドスピンは軽いドローが繰り返し打てて、中弾道の良い感じの軌道でした。
さらに打感も秀逸で、ここはさすがミズノといったところでしょうか。
結論としては振り心地や打感がよく、安定性に優れたユーティリティという評価となります。
驚くような飛距離性能というわけではありませんが、その安定性の高さに高評価をつけざるを得ないユーティリティですね。
ST200Xユーティリティまとめ
ワッフルクラウン形状で低重心化
薄フェースに高強度マレージング鋼を採用
ヘッドは番手別に設計
試打結果は安定性の高さが光った実戦向きユーティリティ
驚くような高初速や飛距離ではなかったですが、思った以上の安定性でこれは使えるユーティリティだなと思いました。
ユーティリティでお悩みの方は、買いですよ。
シャフトの組み合わせはカーボン、スチールいずれで組むとしても軽量シャフトがメインとなってくるでしょうが、まあモーダス105ぐらいまでならありでしょうか。
ドライバーやアイアンなどの全体のセッティングを見て、シャフトを決めてくださいね。
以上、ミズノST200Xユーティリティの特徴を解説|GXの後継モデルという話題でした。
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