ピン・チッパーの特徴を解説｜グリーン周りのお助けクラブ

どうもりょういちです。

ピンから新しいチッパーが発売されました。

チッパーの人気という面では世論的にはイマイチかもしれませんが、僕としてはこれがあるだけでスコアは間違いなく上がると思っているアイテムです。

それではピンのチッパーをご紹介していきます。

ピン・チッパーの特徴

ピン　チッパー

created by Rinker

チッパーの使用シチュエーション

主にグリーン周りからピンに向かって、コロコロ転がすランニングアプローチで活躍するアイテムです。

バンカー超えのロブショット、なんてときはチッパーでは難しいですが、ピンまでの道のりにハザードなとがない場合はチッパーでコロコロ転がせば簡単に寄ります。

コースにおいては当然ながらいろんなシチュエーションがありますが、グリーン周りの残り10〜30ヤードぐらいという場面は非常に多いと思います。

そんなときに、ミスなく寄せることができればあとは2パット、もしくは1パットで上がれるときもあるでしょう。

しかし、グリーン周りのアプローチこそ、細かいミスが多いもの。

チッパーさえあれば、パターの打ち方のように打てばいいだけなので、適切なアプローチが安定してできる確率がグッと高まります。

結果的にスコアに直結してくるクラブだと思いますので、アプローチに悩みのある方は思い切って1本入れてみるのも選択肢ですよ。

テクノロジー

ハイドロパールクローム仕上げ

ピンのアイアンではお馴染みのテクノロジーで、水分を弾く特性を持つピン独自のハイドロパールクローム仕上げをクラブの表面に施すことで、湿ったラフや朝露に濡れたシチュエーションでも最適なスピン量のショットが可能となっています。

チッパーではスピンを求める場面は少ないですが、ドライな芝と濡れた芝でのスピン差を無くすために有効で、小傷がつきにくいという効果もあります。

マイクロマックスグルーヴ

各溝の角度と間隔を最適化し、従来設計よりも溝の本数を増やしたことで、あらゆるシチュエーションで求められる摩擦力とスピン量を実現してくれます。

濡れた状態やラフからでも、飛距離コントロール性能と再現性が向上した新技術をチッパーにも搭載。

ハイドロパールクローム仕上げと同様に、芝の状態によるスピン差を無くすために有効な溝に仕上がっています。

スペック

ロフトは38.5度です。

長さも標準では34インチとパター相当の長さですので、本当にパター感覚でアプローチが打てるクラブです。ちなみにカスタムすれば31～36インチまでオーダーが可能。短くするのは需要がありそうですね。

シャフトはZ-Z115というシャフトが装着されていますが、他のシャフトにカスタムは不可です。そこまで振るクラブではないので、シャフトはあまり気にしなくてもいいでしょう。

※チッパーはショットするクラブなのでウッドやアイアンと同様のグリップです。パター用グリップは厳密に言えばルール違反となりますのでご注意ください。

ピン・チッパーの見た目

バックフェースだけ見るとアイアン型ユーティリティかな？とも思うような見た目です。

構えると38.5度とロフトが寝ているのがわかります。

上からの見た目は限りなくアイアンに近いですね。

フェースを見てもこれをチッパーと答える人は少ないでしょう。

ソールを見れば、分厚さがあるのでチッパーかな？とわかるかもしれませんが、それでもチッパーとしてはシャープな部類です。

全体的にピンのチッパーはチッパーぽくない見た目で、とてもアイアンライクです。

違和感なくランニングアプローチができそうでとても好印象のヘッドです。

ピン・チッパーの試打評価

チッパーの試打なので距離やスピンなど数字的なものはありませんが、感覚で言えばとても打ちやすいチッパーです。

見た目通り、違和感なく構えられますし、非常に楽にアプローチできます。

打ち方としてはパターのように引いて戻してくるだけでかなりピンに寄りますので、ウェッジでのアプローチが苦手な方はセッティングに入れない手はないなという感想ですね。

グリーン周りのショットはかなりスコアにも直結しやすいので、ピンのチッパーに助けてもらうのもいいでしょう。

ピン・チッパーまとめ

見た目がとても良くアイアン感覚

めちゃくちゃ楽にピンに寄せられる

ウェッジでのアプローチが苦手な方は必須

ピンのチッパーは見た目がチッパーぽくないので、バッグに入れていてもけっこう他のクラブに溶け込んでくれそうです。

チッパーはちょっと・・・という固定概念は一度置いてみて、使ってみるのもアリだと思いますよ。

以上、ピン・チッパーの特徴を解説｜グリーン周りのお助けクラブという話題でした。