テーラーメイド・SIMアイアンの特徴を解説|2モデルともにご紹介します

スポンサーリンク

 

どうもりょういちです。

 

2020年のクラブでは早くもテーラーメイド SIMシリーズと、キャロウェイMAVRIKシリーズが話題となっており、その中でもドライバーがやはり注目の的になっています。

 

その中でアイアンについても解説してみようと思いますので、ぜひ読んでみてください。

 

今回はテーラーメイド・ SIMシリーズのアイアンについてご紹介します。

 

全2機種のヘッドラインナップとなっており、具体的にどこが違うのかも含めて解説したいと思います。

 

ちなみにテーラーメイドのアイアンにはPシリーズがあり中級者以上向けとなっており、今回のSIMシリーズは初級者からでも扱えるようなモデルとなっています。

 

スポンサーリンク

 

テーラーメイド SIMアイアンの特徴

今回は SIM MAXアイアン、 SIM MAX OSアイアンの2機種のラインナップとなっており、どちらもやさしめのアイアンです。

 

SIM MAXアイアン

 

SIM MAXアイアンはM6アイアンの後継モデルと考えられます。

 

ロフトの設定も同じで7番で28.5度です。

 

M6から新たなテクノロジーとしては、フェースを改良し肉薄フェースにさせれているところ。

 

ボール初速を上げる効果を得られて、さらにミスヒット時の余分なサイドスピンを番手ごとに抑制させています。

 

もともとミスには寛容なアイアンですが、さらにミスに強くなっているということですね。コンセプトがはっきりしていていいと思います。

 

打音・打感についてもさらに向上させているようですが、こちらは試打して確かめてみたいと思います。

 

とにかくやさしく飛距離も出るアイアン、という評価が適切かと思います。

 

 

 

SIM MAX OSアイアン

 

こちらは新しいラインナップとして登場。

 

基本的なテクノロジーはSIM MAXアイアンと同様ですが、名前の通りオーバーサイズとロフト設定が異なります。

 

サイズについてはソール・トップブレードともに厚くなっていて、よりやさしい設計です。

 

全体的に分厚めのヘッドとなっているので、安心感を感じる方と、大きいサイズ感が苦手な方と分かれるところかなと思います。

 

ロフトに関しては完全に飛び系アイアンに分類されます。

 

7番で26度なので、各メーカーから発売されている飛び系アイアンにテーラーメイドも対抗してきたというところでしょうか。

 

良い点としては、分厚めのヘッドではあるものの、ソールの後方が極端に出ているヘッドではないところ。

 

飛び系アイアンがほしいけど、アドレスしたときに後方が見えることを嫌う方は一定数いるので、そういう方には良いアイアンだと思います。

 

 

 

スペック比較

  総重量 ロフト バランス
SIMMAX 410グラム 28.5度 D1
SIMMAX OS 400グラム 26度 D0

 

※7番アイアン、スチールSシャフトの場合の数値です。

 

 

スポンサーリンク

 

SIMアイアンの見た目

SIM MAX

バックフェースには前作同様にスピードブリッジが見られ、デザインとしてはかっこいいなと思います。

 

 

ソールにも厚みがありダフリのミスにも強そうな雰囲気。ソールが芝の上を滑ってくれそうな感じですね。

 


構えてみるとこんな感じ。

トップブレードは厚めです。安心感があると捉えるか、ボテっとしていると捉えるかは人それぞれでしょう。

グースも少しきいている程度なので、違和感なく構えることができます。

 

 

フェースはこんな感じです。

 

 

 

SIM MAX OS

デザイン的にはSIM MAXと大きな差はありません。ややメタル感が増したかな?という程度。

 

 

トップブレードの厚さも意外とSIM MAXとそこまで変わりません。

 

しかしグースがすごくきいているところが違っていて、ロフトも立ってるなということが構えるとすぐにわかります。

 

 

 

ソールとフェースはこんな感じです。

 

ソールはOSの方が少し厚いですね。

 

 

 

SIMアイアンを試打した感想

7番アイアンで試打を行いました。

 

SIM MAX

最高飛距離は176ヤードと飛びは問題ありません。

 

しかしミスに強いかと言われると少し微妙で、ミスショット時は飛距離がけっこう落ちて140ヤード台もありました。

 

同時発売で似たような性能のキャロウェイMAVRIKアイアンはミスにとても強かったので、比較すると少し見劣りするかなという印象です。

 

打感はまずまず、普通です。

 

M6と比べてもそこまで大差ないかなと思いました。

 

 

 

SIM MAX OS

ヘッドが大きいアイアンがあまり得意でないのもありますが、あまり飛びませんでした。

 

最高飛距離は178ヤードと、SIM MAXから2ヤードしか伸びず。

 

ロフトで言うとSIM MAXより2.5度立っているので、実質飛距離は落ちていますね。

 

少し球が上がりすぎてしまい吹き上がったような形になったので飛びませんでした。

 

ただ、ボールはよく上がるので、ヘッドスピードが遅めの方にはいいアイアンかもしれません。

 

打感はSIM MAXと変わらず、まずまずでした。

 

 

 

SIMアイアンまとめ

 icon-check SIM MAXも SIM MAX OSもやさしいアイアン

 icon-check SIM MAXはM6同様のロフト設定

 icon-check SIM MAX OSはストロングロフト設計で飛び系アイアン

 icon-check ブレード系やハーフキャビティ系ヘッドが好みの方にはヘッドが大きすぎるのでNG

 icon-check やさしくて安心感のあるヘッドが欲しい方には最適

 

今回は両モデルともに6~PWの5本セットでの販売となっています。

 

ロフトが立っているモデルなので、5番アイアンを足すか、ユーティリティを入れるかは得意なクラブで選択して頂ければいいでしょう。

 

またPWのロフトもそれぞれ立ち気味なので、下のウェッジは3本入れることをおすすめします。

 

以上、テーラーメイド・SIMアイアンの特徴を解説|2モデルともにご紹介しますという話題でした。

 

 

スポンサーリンク

 

関連 SIM MAXユーティリティの特徴を解説

 

スポンサーリンク
りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

FOLLOW

関連記事