どうもりょういちです。
テーラーメイドから大人気となっているSIMシリーズですが、3つ目ドライバー「SIMMAX D ドライバー」についてこの記事で特徴を詳しく解説していきたいと思います。
「SIMMAX D」は当初はUSモデルのみの発売で日本モデルはなかったのですが、この度発売となり、人気が出るのではと予想しています。
発売日はまだ未定とのことですが、情報が入り次第更新します。
(コロナの関係で発売が遅れているようです)
5月22日に国内正規モデルが発売しました!
※ぼく個人SIMMAXを使用していますが、SIMMAX Dはほしいモデルだったりします。
それではさっそくどのようなドライバーなのか見ていきましょう。
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目次
SIMMAX D ドライバーの特徴
ドロー設定と高打ち出し
「D」の由来は「ドロー」からきていて、名前の通りドロー設計のドライバーとなっています。
ウエイトの位置をヒール側にもってくることにより重心距離が短くなり、ボールをつかまえられる仕様となっています。
また、SIMMAXもそこそこ上がりやすいモデルだったのですが、このDはさらに上がりやすくなっています。
弾道が上がり過ぎる、、、という方はロフト設定やシャフトでちょうど良い塩梅なところを探して頂けるといいでしょう。
フェースサイズはシリーズ最大
フェースの面積はSIM、SIMMAXに比べて大きく、シリーズでは最大となっています。
フェース面積が大きくなることでおのずとスイートエリアも拡大するため、寛容性が高いモデルということになります。
シリーズの中ではやさしさも最も高いドライバーということになります。
その他のテクノロジーはSIMやSIMMAX同様
大きく見れば3つの特徴的なテクノロジーがSIMシリーズには搭載されており、SIMMAX D ドライバーも同様となります。
イナーシャジェネレーター
ダウンスイングのスピードアップを実現する「イナーシャジェネレーター」を搭載することにより、空力効率と高慣性モーメントを化を両立させることに成功しています。
ゴルフのスイングにおいて最も加速する、トップを過ぎてハーフウェイダウンからインパクトにおいて、ヘッドが受ける空気抵抗を減少させるためのテクノロジーのことです。
空気抵抗が減少するためヘッドスピードアップに直結し、初速アップにもつながるというわけです。
スピードインジェクション
フェースの反発性能をルール限界値にチューニングしたスピードインジェクションは最大の飛びを実現してくれます。
ツイストフェース
ツイストフェースはサイドスピンを減少させ、左右の曲がり幅を減少させる働きをしてくれます。ミスの多いアマチュアにはもってこいの機能です。
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SIMMAX D ドライバーの見た目
ソールのデザインとしては「D」の青色文字が入ったぐらいで特別変化はありません。
構えてみると、ドロー仕様なのでフックフェースかと思っていましたがそうでもありません。
「ボールはつかまえたいけどフックフェースが構えにくい」という方はけっこういると思うので、そういう方には良いポイントですね。
また座りもよく構えやすかったですよ。
フェース面は約18%大きくなったようで、大型化してやさしくなっています。
ただヘッド自体が大型化しているわけではないので、あまり実感はしにくいですね。
後方の形状(イナーシャジェネレーター)も健在です。
SIMMAX D ドライバーを試打した感想
試打したのは10.5度でシャフトはベンタスブルーにて行いました。
試打結果は以下のとおりです。(5球平均)
ヘッドスピード | 44.7 |
キャリー | 244 |
トータル | 260 |
サイドスピン | +108(右) |
バックスピン | 2579 |
めちゃくちゃボールがつかまった、とは言いにくいですが、通常のSIM MAXドライバーに比べればつかまりを感じる出来です。
SIMやSIM MAXはフェード仕様なので、もう少しつかまえたいという方にはSIM MAX Dドライバーがちょうど良いでしょう。
飛距離的にもSIM MAXと大差なく飛んでくれており、飛距離性能は抜群。これだけ飛んでくれれば飛距離に関しては言うことはありません。
あとは試打しているときにはあまり感じることはありませんでしたが、フェース面のスイートエリア拡大による寛容性アップの効果もあるのかもしれません。
つかまりとやさしさをアップさせたドライバーというポイントは間違いありませんでした。
SIMMAX D ドライバーまとめ
ドロー設定のつかまりモデル
SIMやSIMMAXよりもつかまえたいという方におすすめ
フェースサイズはシリーズ最大
基本的な構造やテクノロジーはSIMシリーズの他のドライバーと同様
ドローモデルだけど極端なフックフェースじゃなくて構えやすい
もともとMシリーズ時代からつかまりという部分ではあまり良くないモデルで、スライサーにはやや難しいイメージでしたが、今回のドローモデルで使えるゴルファーの層がグッと広がったと思います。
SIMMAXなどでも悪くはないけど、もう少しつかまえて飛ばしたい、という方にはピッタリのドライバーだと思います。
ぜひお試しください。
以上、SIMMAX D ドライバーの特徴を解説|SIMシリーズ最大のつかまり【ドロー設計モデル】という話題でした。
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