どうもりょういちです。
フジクラの代表シャフトであるスピーダーエボリューションシリーズの2020年モデルが登場します。
今回で7代目となるので、「スピーダーエボリューション7」となります。
スピーダーは奇数代と偶数代で特徴が異なります。
奇数のシャフトは先調子系、いわゆる走り系がメイン。
偶数のシャフトは中調子系、いわゆる叩き系がメイン。
今回はエボ7で奇数なので先中調子の走り系となりますが、エボ5からの進化などについても含めて特徴を解説したいと思います。
※発売は9月3日を予定されています。
スポンサーリンク目次
スピーダーエボリューション7の特徴
コンセプト
今作でも“つかまり”がテーマの1つであり、最大の魅力です。
アマチュアや国内女子プロを中心に高い人気を誇っているシリーズの最新作は、適度なつかまり感への評価が高かった2018年モデル「スピーダー エボリューション 5」をベースにアップデートされています。
エボ5からどの辺が変わっているのか?それを以下でご説明します。
走りシャフトに安定感をプラス
エボ5も先中調子でつかまりを意識したシャフトでした。
それは今作のエボ7でも変わっていません。
ではどこが違うのかという疑問を持つ方も多いと思いますが、わかりやすく言えば「エボ5に安定感をプラスしたシャフト」と言うことができるでしょう。
先がしなるシャフトでありながら、インパクトを迎えるにあたっては過度に暴れすぎないという、なかなか贅沢なシャフトです。
最新クラブヘッドの特性=大慣性モーメントヘッドに合わせた剛性設計を採り入れることで、安定したスイングリズムとインパクトの強さ、飛距離アップを実現させてくれます。
スペック表
エボ7 351 | 重量 | トルク |
R2 | 38.0 | 6.6 |
R | 39.5 | 6.6 |
SR | 41.0 | 6.6 |
エボ7 474 | 重量 | トルク |
R2 | 46 | 5.1 |
R | 47.5 | 5.1 |
SR | 49.0 | 5.1 |
S | 50.5 | 5.1 |
エボ7 569 | 重量 | トルク |
R | 52.5 | 4.8 |
SR | 54.0 | 4.8 |
S | 55.5 | 4.8 |
X | 57.0 | 4.8 |
エボ7 661 | 重量 | トルク |
SR | 64.5 | 3.4 |
S | 66.0 | 3.4 |
X | 67.5 | 3.4 |
エボ7 757 | 重量 | トルク |
S | 74.5 | 2.9 |
X | 76.0 | 2.9 |
全て先中調子で、トルクは各重量帯で統一されています。
スピーダーは40グラム台から70グラム台まで幅広く人気があるのも特徴のひとつですね。
スポンサーリンクスピーダーエボリューション7の見た目
ベースはホワイトで文字色はゴールドのカラーリングです。
パッと見た感じでは、エボ6にデザインが似ていて少しややこしいかなと思います。
エボ6はグレーのようなシルバーのようなベースにゴールドの文字色、あとは曇り空のようなデザインだったので、似ていますね。
もう少しデザインを変えてくれたほうがエボ6とエボ7で区別がしやすくて良かったような気がしますが、、。
とはいえ、その中身は全く違うものとなっていますので、性能面に期待ですね。
スピーダーエボリューション7を試打した感想
試打は569(50グラム台)のSシャフト、ヘッドはプロギアR
試打結果は以下の表の通りです。
ヘッドスピード | 45.1 |
キャリー | 239 |
トータル | 256 |
サイドスピン | -566(左) |
バックスピン | 2856 |
適度にバックスピンが入るので、中〜
そして先が走る分つかまり傾向にはなるのですが、
比較として先中調子のエボ5と比べてみましたが、エボ5の方が先
安定的にボールをつかまえることができそうなシャフトですね。
ちなみに661(60グラム台)のSシャフトも振ってみましたが
先系のシャフトが暴れないか不安という方は、
スピーダーエボリューション7まとめ
エボ5に安定感をプラスしたシャフト
先中調子だけどブレない、暴れない
40グラム台から70グラム台まで幅広いゴルファーに対応
デザインは色使いがエボ6と似ていてやや微妙
先調子系シャフトの一番のデメリットある「暴れる」という欠点を補ってきたエボ7。
また人気のシャフトとなりそうな予感です。
以上、フジクラ・スピーダーエボリューション7の特徴を紹介|先中調子でもブレないシャフトという話題でした。