ツアーAD UBの特徴を解説|松山プロも使用の先硬手元調子シャフト

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どうもりょういちです。

松山英樹プロが東京五輪で使用したことでも話題となった、ツアーAD UBシャフトの解説記事です。

ツアーADの2021年モデルということで、一体どんなシャフトなのか、特徴を見ていきたいと思います。

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ツアーAD UBの特徴

テクノロジー

「TOUR AD UB」シリーズは、現在の大型・高慣性モーメントのヘッド性能をさらに活かし、ボールにパワーをダイレクトに伝えるシャフト。高強度・高弾性炭素繊維「トレカ®M40X」を先端から先中部に、「トレカ®T1100G」を先端部に使用し先端~先中部の剛性を高めることにより、ヘッドの無駄な動きを抑え、強く叩けるインパクトを実現。高剛性化によりシャフトのねじれを抑えたエネルギーロスの無い強いインパクトとスローテーパー設計によるタイミングの取りやすいシャフト挙動が特長です。(引用:グラファイトデザインHP)

中調子表記だけど元よりのしっかりシャフト

おなじみのことですがツアーADはカタログ表記ではほぼ「中調子」と設定しますが、今回はその中でも「元よりの中調子」です。

まあ中元と思っていただいてもいいと思います。

メーカーのシャフト一覧表で見ても、フェード系で低弾道系に位置していますので、比較的ハードヒッター向けなのかなと推測できます。

まあ松山プロが使っているというあたりで、やはりDIに近いシャフトだということはご納得いただけると思います。

スペック表

UB-4重量トルク
R2455.5
R1475.5
S485.5
UB-5重量トルク
R2544.4
R1564.4
S574.4
X594.4
UB-6重量トルク
SR633.2
S653.2
X663.2
UB-7重量トルク
S743.0
X753.0
UB-8重量トルク
S822.8
X832.8

40グラム台から80グラム台までの設定と、スペックは幅広いです。

調子は全て中調子の表記となっています。

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ツアーAD UBの見た目

鮮やかなブルーのシャフトですね。

これまでも青系はGTやBB、GPなどでも見られましたが、またちょっと違った色味のカラーリングになっていますね。

ちょいと派手気味なので好みは分かれそうです。

ツアーAD UBを試打した感想

試打したのは6Sで、ヘッドはブリヂストンのB1ドライバー9.5度をチョイスしました。

試打結果は以下の通りです(5球平均)

ヘッドスピード44.1
キャリー245
トータル266
バックスピン2551
サイドスピン+397(右)

試打後の第一印象はちょっとつかまらなかったなというところです。

ややスライス系のボールに終始しましたので、もともとフッカーの方にはつかまりを抑えられるのでいいと思いますが、スライサーにはちょっと厳しいかも。

つかまっていないのでバックスピンもやや増えて飛距離も平均ぐらいでしたが、もう少しつかまえて打てれば飛距離も上がってくると思いましたので、スペックは選びは重要ですね。

僕のデータでは5Sぐらいでもいいかもしれません。

振り心地もややハード目だなというのが印象に残っていて、ヘッドスピードは6Sなら45以上は欲しい感じです。

総評としてはハードヒッターかつフッカーにはおすすめのシャフトですので、一定の需要はありそうですね。

ツアーAD UBまとめ

  • 元よりの中調子シャフト
  • つかまえにいってもフックが出づらい
  • スライサーには不向きの可能性も
  • ツアーAD DIとよく似たシャフト

基本的にはハードヒッター向けかなというシャフトで、誰でも使えるというようなものではなさそうです。

基本的には対象ゴルファーとしてはヘッドスピード42以上の方で5S〜6S、それ以下の方には少しハードでしょう。

以上、ツアーAD UBの特徴を解説|松山プロも使用の先硬手元調子シャフトという話題でした。

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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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