どうもりょういちです。
三菱ケミカルの新シャフト、「ディアマナ TB」が9月4日に発売となります。
最近のディアマナはDF、ZFなどの「Fシリーズ」が主流でしたが、そのFシリーズはZFで完結とのこと。
今回新たに「TB」となるので、今後は「Bシリーズ」となるのか、はたまた違う名称でラインナップされるのか注目です。
それではさっそくディアマナ TBについて特徴を見ていきましょう。
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目次
ディアマナ TBの特徴
名前の由来
TBは「True Blue」の略称です。
Trueは”本当の”とか”真の”という意味があるので、「これが最新機能を兼ね備えた青マナだ!」というメッセージなのでしょう。
そうすると今後True RedのTRとか、True WhiteのTWとか出てきそうな気もしますけどね。
それだとTrue BlackはTBかぶりしてしまいますので、ちょっと安易な想像ですかね。笑
特徴・テクノロジー
まずはシャフトコンセプトとして、今の時代のクラブヘッドの特徴を踏まえ、高重量・大慣性モーメントヘッドを最適なインパクト条件に導き、やさしさ=ミスヒットへの寛容性をあわせ持つシャフトとして設計されています。
つまるところ、ミスに強いシャフト、という言い方ができますね。
あとは、メーカーとしては「あらゆるゴルファーに対応しているシャフト」としていますが、そうは言っても中元調子のしっかりとしたシャフトであることには変わりありません。
ある程度のヘッドスピードは欲しいなというところでしょう。
ヘッドスピードに対しての重量帯の目安は
40=50グラム台
45=60グラム台
50=70グラム台
ぐらいでいいでしょう。
もちろん人それぞれタイミングの取りやすさや球の軌道など違いますので一概には言えませんが、参考程度にはこのぐらいの数字です。
フレックスに関しても、それこそ振り切れているか、軽すぎるのか、タイミングがどうかなどの判断になるので、しっかりとフィッティングした方がいいでしょう。
ただしひとつ言えることは、あまり細かいスペックを気にしすぎても良くないので、そこまでこだわりがなければ50Sや60Sなど、「Sフレックス」でいいのではと思います。
スペック表
TB40 | 重量 | トルク |
R2 | 49.0 | 6.2 |
R | 49.0 | 6.2 |
SR | 49.0 | 6.1 |
S | 49.0 | 5.9 |
X | 51.0 | 5.9 |
TB50 | 重量 | トルク |
R | 56.5 | 5.3 |
SR | 56.5 | 5.0 |
S | 56.5 | 5.0 |
X | 57.5 | 4.9 |
TX | 59.5 | 4.9 |
TB60 | 重量 | トルク |
SR | 64.0 | 3.8 |
S | 64.0 | 3.7 |
X | 65.0 | 3.7 |
TX | 68.0 | 3.7 |
TB70 | 重量 | トルク |
S | 75.5 | 3.4 |
X | 75.5 | 3.4 |
TX | 76.0 | 3.4 |
TB80 | 重量 | トルク |
S | 86.0 | 3.3 |
X | 86.0 | 3.3 |
TX | 87.0 | 3.3 |
全ての重量帯で調子は中元です。青マナの後継なのでしっかり感は出てくるでしょう。
ZFに引き続き、TBでも40グラム台からのラインナップとなっており、さらにフレックスの選択肢が増えているのがポイントです。
40グラム台だとR2が新たに登場しているのと、50グラム台にはTXが用意されています。
40グラム台の需要はそこまで多くはないと思いますが、いわゆる軽・硬が流行っている今の時代において50グラム台のTXはおもしろいなと思いますね。
あまり重くしたくはないけどシャフトのしっかり感を出して安定させたいという方には、50Xや50TXは試してみる価値はあると思いますよ。
需要的な意味ではもちろん、メインは60Sになるとは思います。
またカタログ数値からは、前モデルのディアマナBFはかなりハードなシャフトでしたが、それよりはいくらか扱いやすくなっているのかなという比較となります。
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ディアマナ TBの見た目
青マナの系譜なので、当然青色を基調としたデザインです。
ただ真っ青というわけではなく、白が入ってグラデーションのようになっているのが個人的にはとてもキレイだなと思いますね。
Diamanaの文字がでかでかと強調されているので、ひと目見ればディアマナだとわかるような感じですね。
デザインがごちゃごちゃしていないシャフトなので、あらゆるヘッドとつなげてもビジュアル的に違和感はないでしょう。
ディアマナ TBを試打した感想
試打は50Sシャフトで、ヘッドはプロギアRS5ドライバーで行
試打結果は以下の通りです。
ヘッドスピード | 44.7 |
キャリー | 245 |
トータル | 262 |
サイドスピン | -162(左) |
バックスピン | 2099 |
非常に良い結果となりました。
余計なスピンがかからないというのが1番の印象で、
非常に安定していていいシャフトだと思います。
かつ、前作にあたるディアマナBFよりやはりマイルドさがあるの
シャフトの挙動も安定していてとても感触も良かったですし、
ディアマナ TBまとめ
TBは「True Blue」の略で青マナの最新モデル
中元調子のしっかり目シャフト
スペックは豊富にラインナップ
非常にさわやかでデザインは良い感じ
個人的にはBFよりもDFに近いシャフト特性なのかなと予想していますが、あとは「ミスに強いやさしいシャフト」がどれほどのものなのかが楽しみですね。
発売は9月4日を予定しており、ブリヂストンやスリクソンなどの秋のニューモデルたちには標準商品としてささってくることでしょう。
以上、ディアマナTBの特徴を紹介|中元調子の「青マナ」の後継モデルという話題でした。