キャロウェイ・ローグST MAXドライバーの特徴を解説|2022年モデル4機種を一挙紹介

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どうもりょういちです。

キャロウェイの2022年モデルは「ローグST MAX」となりました。

2021年はエピックの年だったので、ローグ系列が出てくるのは想定内でしたね。

一応系列でいけば、XR→ローグ→マーベリック→ローグST MAX(new)という流れになっています。

エピック系よりはローグ系の方がやさしいとはされていますが、今回のローグST MAXシリーズはどうなっているのか?わかりやすく解説していきたいと思います。

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ローグST MAXドライバーの特徴

今回ローグST MAXシリーズのドライバーは基本的には4機種です。(限定モデル含めれば5機種)

それぞれ名前はもちろん特徴も違いますので、しっかりと確認しておきましょう。

ローグST マックスドライバー

ローグSTマックスドライバーは、どちらかと言えばややドローバイアス設定という位置付け。

重量はそこそこあり、純正シャフトでも300グラム台中盤あたりです。

後に紹介するモデルが軽いこともあり、あえて重めにしているのかと思います。

今回のローグSTシリーズにおいては、このローグSTマックスドライバーが標準モデルとなります。

試打をする際などは、まずローグSTマックスドライバーから試してみて、他のモデルとの違いを見た方がわかりやすいでしょう。

ローグST マックスD ドライバー

「D」はドローを表す意味で、言葉の通りドローバイアス設計なのがローグSTマックスDドライバーです。

重量は軽いのかと思いきや、ローグSTマックスドライバーと同様の重量帯。

ターゲットは「そこそこ振れるスライサー」でしょう。

ローグST マックスファスト ドライバー

ローグSTマックスDドライバーよりもさらにつかまりが良く、軽量となっているのがローグSTマックスファストドライバーです。

マックスファストと名のつくモデルはこれまでマーベリックやエピックでもありましたが、もれなく軽量のモデルとなっています。

基本的にはヘッドスピードが40以下の方におすすめのモデルで、ゼクシオのような軽量モデルを使っている層へ向けて作られたモデルと言えます。

ローグST マックスLS ドライバー

ローグST マックスLS ドライバー
created by Rinker

セレクトフィットストアモデルになっているのがローグSTマックスLSドライバーです。

低スピン仕様の中弾道モデルで、左へのミスは消しやすいハードヒッター向けドライバーです。

バックスピンが多くて吹き上がってしまう、左へのミスが多いなどの方におすすめのモデル。

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共通のテクノロジー

  • タングステンスピードカートリッジ

約11グラムのウエイトをヘッド後方へ装着することで慣性モーメントを高め、インパクト時のヘッドブレを抑制。

ミスヒット時のボールスピード向上にも一役買っており、寛容性もアップします。

  • ジェイルブレイクAIスピードフレーム

ヘッド内部のフェース側にフレームを搭載することでヘッドの余分なたわみを軽減。

エネルギーを分散させずにフェースへ集中させることでボールスピードがアップします。

  • AIデザインフェース

飛びの三要素であるスピン量、打ち出し角、ボールスピードをAIによって最適化。

より完成度の高いフェースへと進化しているとのことです。

スペック表

ローグSTMAXMAX DMAX FASTMAX LS
総重量307307278308
バランスD3D3D3D4
ヘッド体積460460460455

※総重量は純正Sシャフトを装着時の数値です。

MAX、MAX D、MAX LSの重量は以外にもほぼ同じです。

ローグSTの場合は重さという視点よりは、ヘッドの特徴でクラブ選びをした方がいいでしょう。

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ローグST MAXドライバーの見た目

  • ローグSTマックスドライバー

まずは標準モデルとしての位置付けにあるローグSTマックスドライバーです。

ソールを見るだけでもシャローバックな形状がイメージできるシルエットです。

ソールにもカーボン素材が採用されているのがわかるのと、フェース側にはジェイルブレイクAIスピードフレームが見てとれます。

デザイン的にはマーベリックのオレンジとは同じではないものの、それに近いような色味で配色されています。金色かと思っていましたがそんな感じでもありません。

構えてみると、やはりシャローバック。それに加えて気持ち程度ですがややフックフェースがつかまりの良さを連想させます。

マット仕上げでカーボンクラウンなのがわかります。

フェースにはフラッシュフェースの文字が。細かいミーリングのようなものもあります。

  • ローグSTマックスDドライバー

ドローバイアスのローグSTマックスDドライバーは、ヒールに固定式のウエイトが搭載されていてつかまりの良さを担っています。

それ以外はローグSTマックスドライバーとほぼ同じ見た目です。

構えてみると、上からの見た目もローグSTマックスドライバーとほぼ同じシルエットですが、ローグSTマックスDドライバーの方が少しフックフェースです。

よりつまかる印象を与えてくれる見た目です。

フェースもほぼ同じ見た目ですね。

  • ローグSTマックスファストドライバー

ローグSTマックスファストドライバーは、ヒール側にウエイトがついているのはローグSTマックスDドライバーと同じですが、フェース側はミラー仕上げでややメタリックな見た目です。

構えてみると、ローグSTマックスDドライバーと同じような見た目やフェースアングルでした。

フェースは上記2モデルに比べて色味が薄めで、なんとなく軽量モデルだなって感じがしています。

  • ローグSTマックスLSドライバー

セレクトフィットストアモデルであるローグSTマックスLSドライバーは、ソールの見た目はそれこそ標準モデルのローグSTマックスドライバーと瓜二つです。

特に見た目的に違う点はありません。

構えてみると、シャローバックに大きいところは同じですが、フェースアングルが決定的に違いました。

ストレートかややオープン目に見えるフェース角度で、左にはいきにくいだろうという安心感はありました。

4機種の中で見た目的には最もシンプルなフェースです。

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ローグST MAXドライバーの試打評価

試打したのはそれぞれ9度の純正Sシャフトで行いました。(マックスファストのみ10.5度の純正SRシャフトで実施)

試打結果は以下の通りです(5球平均)

ローグSTMAXMAX DMAX FASTMAX LS
ヘッドスピード45.145.044.844.9
キャリー248246236253
トータル265266252274
バックスピン2756289432122341
サイドスピン-241-408-997+79

個人的にはバックスピン量を抑制してくれるローグSTマックスLSドライバーが一番飛距離が出て方向性も軽いフェードで安定していました。

LSはバックスピンが多くて吹き上がり気味の方や、左へのミスが多い方にはマッチする可能性が高いと思います。

LSが特別重いという印象はなかったので、ヘッドスピード40以上あれば使う対象になってくるかなと思います。

ローグSTマックスドライバーと、ローグSTマックスDドライバーはほぼ同じ数値が出ましたが、マックスDの方がドローバイアスな分だけ少し左にいく結果に。

どちらもつかまりがよく、ヘッドの安定感を感じられて好感触でした。

ただ、バックスピンは両方ともやや多めに出るので、カスタムシャフトでバックスピンを減らすことができればもっと飛距離も出て武器になるドライバーでしょう。

最後にローグSTマックスファストドライバーですが、一番つかまって一番吹けてしまいました。

特徴としては数値が語るようにこんな感じのドライバーですので、ヘッドスピード40以上の方には軽すぎてバックスピンが多く出過ぎてしまうと思います。

もともとボールが上がらない方や、ヘッドスピードが40以下のスライサーには恩恵が受けれるドライバーでしょう。

ローグSTMAXMAX DMAX FASTMAX LS
飛距離
スピン量やや多やや多
弾道中高中高超高
つかまり
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ローグST MAXドライバーまとめ

  • AIを中心とした新テクノロジーが搭載
  • 全4機種それぞれに特徴あり
  • どれか迷ったら「ローグSTマックス」が無難

各モデルで特徴は分かれているものの、迷った場合は標準モデルのローグSTマックスドライバーが無難かなと思います。

まあ基本的には、試打しながらそれぞれの特徴を感じながら決めていくのがいいでしょう。

以上、キャロウェイ・ローグST MAXドライバーの特徴を解説|2022年モデル4機種を一挙紹介という話題でした。

ローグST マックスLS ドライバー
created by Rinker
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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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