スリクソンZX5・ZX7アイアンの特徴を解説|人気シリーズの2020年モデル

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どうもりょういちです。

 

スリクソンの新アイアンはドライバー同様に名称が変わり、「ZX5アイアン」「ZX7アイアン」になりました。

 

数字が示すように5シリーズと7シリーズの後継機種で、今回も9シリーズはありません。

 

マッスルバックの系統はZフォージドに一本化しているのでしょう

 

やさしさと飛距離のZX5アイアンと、打感の良さと操作性のZX7アイアンの特徴を、見た目や試打結果とともにご紹介したいと思います。

 

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スリクソンZXアイアンの特徴

2機種の特徴をそれぞれ見ていきましょう。

 

ZX5アイアン

 

やさしさと飛距離、見た目のカッコよさを兼ね備えているのがZX5アイアンです。

 

フェース周辺に配置した「スピードグルーブ」と打点分布に合わせた「最適フェース肉厚分布設計」の「MAINFRAME」が大きなたわみを生み出し、鋭い飛び出しでボールスピードアップ。

 

ロフト設計(7番で31度)以上の飛びを手に入れることができます。

 

またキャビティアイアンではあるものの、過度に大きく分厚いヘッドではなく、ビジュアル面でのカッコよさも兼ね備えている人気のアイアンです

 

 

 

ZX7アイアン

 

ハーフキャビティのZX7アイアンは、カッコよさがありながら難しすぎず、良質な打感と操作性を感じられるモデルです。

 

ターゲットユーザーの打点付近を厚肉化し、さらに分厚い当たりを提供してくれる「ツアーキャビティデザイン」。

 

オフセンターショット時でもソフトな打感を実現し、優れた操作性を発揮します。

 

キャビティアイアンは少しヘッドが大きすぎるけど小さすぎるヘッドもちょっとなあ。という方には、ちょうどよいヘッドサイズ感でおすすめです。

 

 

 

番手別溝設計

状況に応じたパフォーマンスを発揮させるため、番手別に溝設計を実施。

 

3〜7番のロング・ミドルアイアンは、溝を広く浅くすることで最適スピンになり、あらゆる状況でも安定した飛距離が出るように設計。

 

8〜PWのショートアイアンは、狭く深く、そして本数も多くすることで、ラフからやウェットな状況などでのスピン性能が向上し、ライの違いによるスピンのバラつきを低減させています。

 

 

 

スペック表

ZX5アイアン

総重量(5番) バランス ロフト(5番) ロフト(7番) ロフト(PW)

純正カーボン

373 D0 24 31 44

NS950DST

408 D2
モーダス105DST 411 D2

 

ZX7アイアン

総重量(5番) バランス ロフト(5番) ロフト(7番) ロフト(PW)

ダイナミックゴールドDST

424 D2 25 32 46

NS950DST

408 D2

モーダス120

414 D2

 

ロフト設計は意外にも7番では1度しか変わらず。しかしピッチングでは2度変わっているところに要注意です。

 

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スリクソンZXアイアンの見た目

 icon-caret-right ZX5アイアン

バックフェースは鮮やかな光沢がかっこよく、スリクソンらしさが出ていてグッドです。

 

 

 

構えてみると、ほどよくグースがきいていてボールがつかまってくれそうな見た目

またトップブレードは厚すぎず薄すぎずでとても良い塩梅です。

 

 

 

ソールはスリクソン伝統のV字ソールが今回も搭載されており、抜けの良さは変わらず良さそう。

厚みも良い感じですべってくれそうな、程よい厚みのソールだと思います。

 

 

 

結果は以下に載せていますが、アマチュアゴルファーには需要の高いアイアンだと思います。

 

 

 

 

 

 icon-caret-right ZX7アイアン

バックフェースの見た目はZX5とあまり変わらず、5から7になったぐらいです。

モデル名がなければ見分けつかないかもしれません。

 

 

 

構えてみると、ZX5よりはストレートに近いですが、ほんのりグースがきいていて、そこまで難しさを感じさせません。

トップブレードも特別に薄いわけではなく、これぐらいなら打てるだろうと感じる方も多いはず。

その中でもキリッとした顔つきでもあり、カッコいい感は出ているので、見た目はとても良いですね。

 

 

 

しかしソールはZX5に比べてけっこう薄くなります。

やはりここがZX5とZX7の1番の違いで、ZX7はそれなりにゴルフをやっている中級者層をターゲットにしているなというのが伺えます。

 

 

 

まだアイアンでのミスの多い方には、ZX7は少し難しいと思うので、ZX5がおすすめです。

逆にヘッドサイズも含めてシャープになるので、ZX5より少しサイズダウンさせたいという方にはZX7がおすすめですね。

 

 

 

スリクソンZXアイアンを試打した感想

試打したのはそれぞれ7番アイアンで、シャフトはZX5がモーダス105DST(S)、ZX7はモーダス120(S)で行いました。

 

試打結果は以下の通りです。

スリクソン

ZX5アイアン ZX7アイアン

ヘッドスピード

36.7 36.1

キャリー

167 151

トータル

178 162

バックスピン

5007 5412

サイドスピン

-306(左) +102(右)

 

まずZX5アイアンですが、かなり飛びます。

 

スペックの紹介でも述べた通り、ZX7とロフトは1度しか変わらないのですが、1度以上の飛距離差が出ていますね。

 

ややダフリ気味に入ってもあまり縦距離が落ちず、やさしさを存分に感じられる出来です。

 

ZX5は軟鉄ではありませんが、打感も悪くありませんでした。むしろZX7とそんなにかわらないぐらいに良かったですよ。

 

 

 

一方のZX7アイアンも、飛距離に安定感があり打感も非常に良好。

 

かなり再現度の高いアイアンかなと思う出来で、安定したショットを繰り返すことができそうです。

 

ZX5よりは少し小ぶりでソールも薄めですが、他メーカーのいわゆるハーフキャビティアイアンと比べるとヘッドは大きく、随分やさしいと思います。

 

難しいというイメージをスリクソンに持つ方が多いですが、今回のアイアンは2機種ともそんなにシビアに考えなくても打てる人が多いだろうなという感想です。

 

よりやさしさと飛距離を求める人はZX5、少し小ぶりでより打感を求める人はZX7でいいと思います。

 

見た目もよく、両方ともかなりおすすめのアイアンですね。

 

 

 

スリクソンZXアイアンまとめ

 icon-check 飛びと寛容性に見た目もよしのZX5アイアン

 icon-check 良質な打感と操作性のZX7アイアン

 icon-check 番手別溝設計でスピンコントロール

 icon-check どちらのモデルもニーズありありの人気モデル

 

「スリクソンはウッドはイマイチだけど、アイアンは人気」という流れはここ何年もあり、今作もアイアンは期待できるでしょう。ウッドも今作は良さそうですけどね。

 

使ってみたいと、そう思わせてくれるアイアンです。

 

以上、スリクソンZX5・ZX7アイアンの特徴を解説|人気シリーズの2020年モデルという話題でした。

 

 

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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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