どうもりょういちです。
ミズノのSTシリーズを紹介するシリーズ、フェアウェイウッド編です。
STはGXの後継モデルとして登場しましたが、果たしてどうかのでしょうか。解説します。
ちなみにドライバーはめちゃくちゃ高評価でしたので、よければ参考までに読んでみてください。
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目次
ST200Xフェアウェイウッドの特徴
3番ウッドはフルチタン構造
3番ウッドのみですが、ヘッドがフルチタン仕様になり飛ばせるフェアウェイウッドとなっています。
クラウンにはチタン合金、そしてフェースはドライバー同様のテクノロジーが搭載され、高反発βチタンフェースとコアテックフェースデザインになっています。
βチタンとは…
βチタンとはあまり聞きなれない方もいるかとは思いますが、クラブの反発制限のルールができる前に使用されていた素材です。
つまりそういうことで、βチタンは過去に高反発ヘッドに使用されており、飛ぶ要素しかない素材を今回のST200シリーズに使用してきています。
おそらく技術の進歩の関係で、今なら高反発素材を使ってもルール内に抑えられるよう作ることが可能になったのでしょう。
βチタンは一般的なチタンに比べて強度が高く、たわみやすいため高い反発性能を発揮してくれます。
コアテックフェースデザインとは…
当然ながら反発係数のルール内でβチタンを使う必要があります。
ルール内での反発性能を限界まで高めるためにフェース中心部に厚みを持たせて質量を付加し、フェース周囲部を薄くすることによりフェースのたわみを増幅させています。
フルチタン構造のため、価格的には他の番手よりやや高くはなりますが、それでもセッティングに入れる価値のあるクラブだと思います。
5、7番はやさしさ重視
フルチタンの3番ウッドとは違い、5、7番はクラウンにはステンレススチール、フェースには高強度のマレージング鋼が採用されています。
フェースに使われているマレージング鋼の効果としては、高い反発性能でボール初速がアップする他、低重心設計でボールの上がりやすさとやさしさを引き立ててくれます。
価格的にもフルチタンの3番ウッドよりは安価なので良心的なお値段です。
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ST200Xフェアウェイウッドの見た目
見た目は非常にシンプルなデザインで良いと思います。
黒のヘッドにミズノカラーのブルーが散りばめられていて、スッキリとした見た目ですね。
構えてみるとこんな感じで、クラウンの見た目はいいのですが、実は少し微妙な点があります。
こちらフェースの画像ですが、ややディープフェースなんですね。
地面から打つウッドなので、ディープフェースな仕様は構えてみるとあまりいいイメージが湧きませんというのが本音です。
実際に試打してみるとどうなったでしょうか。
ST200Xフェアウェイウッドを試打した感想
試打したのは純正Sシャフトの5番ウッドです。
3球の平均がキャリーで180ヤード、トータルで197ヤードでした。
飛距離性能としてはまずまずかなというところですが、球の上がりは十分です。
地面から打ってもしっかりと上がってくれるフェアウェイウッドという感じです。が、やはりちょっとディープフェースなのが気になりますね。
まあここは個人の感じ方の差もありますが、ぼく個人としてはもう少し薄ければいいなというのが本音です。
打感に関してはスイートエリアで打ったときの打感は良好でした。ここに関してはさすがミズノという感じですね。
ST200Xフェアウェイウッドまとめ
3番ウッドはフルチタン構造
5、7番はやさしさ重視
打感はさすがミズノだけど、飛距離は普通
球の上がりやすさは良好
見た目は黒のヘッドでシンプルに構えやすい
ST200ドライバーの評価がすこずる良かっただけに、フェアウェイウッドはやや残念かなとも思いますが、ST200フェアウェイウッド単体で見れば悪くないというのが評価かなと思います。
以上、ミズノST200Xフェアウェイウッドの特徴を解説|GXの後継モデルという話題でした
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