キャロウェイ・エピックスピードドライバーの特徴を解説｜2021年モデル

どうもりょういちです。

キャロウェイ・エピックシリーズの2021年モデル「エピックスピードドライバー」の解説記事です。

エピックフラッシュ(ノーマル)の後継モデルにあたります。

注目のモデルですので、見た目や試打結果なども含めて紹介していきたいと思います。

ちなみに2021年モデルのエピックドライバーは全3機種となっており、エピックスピードの他には「エピックマックスドライバー」と「エピックマックスLSドライバー」がラインナップされています。

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エピックスピードドライバーの特徴

キャロウェイ EPIC SPEED ドライバー

空気抵抗を抑えるヘッド形状から、キャロウェイ史上最大のボールスピードを生むエピックスピードドライバー。

ミスヒット時でもボールスピードのばらつきを抑えてくれるため、安定した飛距離を求めることができます。

また、重心を少し前に持ってくることにより、ミスヒット時のスピンの抑制にもつながっています。

マーベリックスタンダードよりも高慣性モーメントでボールスピードも上がるといった、やさしくて飛距離も期待できるドライバーです。

ジェイルブレイクテクノロジーの進化

2017年に発売された初代エピックには、「2本の柱」が搭載されることによって、飛距離と直進性をもたらしてきました。

その「縦に伸びる2本の柱」の上と下をさらに柱でつなげ、4本の柱から織りなす長方形のような形(フレーム)に進化しています。

縦方向だけでなく、フレームでヘッド横方向のエネルギーロスも軽減してくれるのです。

この「ジェイルブレイクスピードフレーム」が無駄なエネルギーロスを防いで、飛球方向へ最大限のパワーを伝えてくれるので飛距離アップが見込めるのはもちろん、ミスヒット時の飛距離アップも見込むことができ、よりやさしいドライバーへと進化しています。

フラッシュフェース

今回もAIによって、マックス、スピード、マックスLS、3つのヘッド形状に対しそれぞれ最適な形でフェースが設定されています。

フェースが薄くなっている部分や厚めの部分などがあるボコボコのフェースには変わりないそうですが、決して薄くなっているところだけが飛ぶポイントではないとのこと。

薄いところや厚いところが複雑に絡み合って、AIが導き出す最も飛ぶ形状になるんだそうです。

新しいジェイルブレイクテクノロジーとも相まって、その飛距離には期待ができそうです。

カーボンの増加と配置ポジション

より自由な重心設計ができるように、クラウンのカーボン比率が18%アップしています。

さらにソールトゥ側に広範囲でカーボンを配置。

これによって自然とヒール側に重量が配分されることになり、わざわざヒール側にウエイトを配置せずともドローバイアスとなり、つかまりの良いクラブができあがっています。

スペック表

	総重量	バランス	ヘッド体積
純正シャフト（S)	302	D2	460
ツアーAD HD-6(S)	317	D1
スピーダーエボ7 661(S)	311	D1
ディアマナTB60(S)	317	D1

スピードはそこそこの重量があり、シャフトをカスタムで組めばけっこうな重たさになりますね。5Sぐらいでカスタム組む人が多くなりそうな予感です。

エピックスピードドライバーの見た目

今回3機種登場するエピックシリーズの中で、唯一ペリメーターウエイトがついていないモデルがエピックスピードドライバーです。

カチャカチャはついていますが、基本的にはオートマチックモデルなのかも。

そのほかのデザインはエピックマックスやエピックマックスLSと同じです。

構えてみると、少し小ぶりでストレートフェース。

デザインこそ違いますが、タイトリストTSi3ドライバーに形状は似ているかなという印象です。

操作しやすそうな顔をしています。

フェースはエピックマックスよりはややディープでした。

エピックスピードドライバーを試打した感想

試打したのは10.5度で、純正Sシャフトで行いました。

試打結果は以下のとおりです(5球平均)

ヘッドスピード	45.3
キャリー	245
トータル	265
バックスピン	2499
サイドスピン	-64（左）

エピックマックスが高弾道のつかまり系、エピックマックスLSが低スピン系なのですが、エピックスピードドライバーはその中間で総合的なドライバーという表現ができるかと思います。

飛距離はエピックマックスLSにやや劣る結果とはなりましたが申し分なし。十分な飛距離です。

構えたときの投影面積は小さく、やや小ぶりに感じることからドローやフェードの打ち分けはしやすいように感じました。

何も考えずに打ってもドローとフェードが両方出たのですが、どっちに曲がってもそこまでの曲がり幅ではなくストレートをイメージして打てば使いやすいドライバーなのかなという印象です。

エピックマックスLSではつかまらない、という方にはエピックスピードをおすすめしたいですね。

エピックスピードドライバーまとめ

キャロウェイ史上最大のボールスピードを実現

ジェイルブレイクテクノロジーの進化でさらなる飛び

ヘッドごとの最適フラッシュフェース

カーボンの増加と配置ポジションでつかまりアップ

エピックフラッシュやマーベリックを越えるモデルとなることは間違いなさそうで期待大ですね。

他にも2つのエピックドライバー「マックス」と「マックスLS」が登場しているので、それぞれ特徴を見て自分に合ったモデルを選んでいただきたいですね。

以上、キャロウェイ・エピックスピードドライバーの特徴を解説｜2021年モデルという話題でした。