テーラーメイド・ミルドグラインド3ウェッジの特徴を解説|ノンメッキフェースで激スピン

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どうもりょういちです。

今回はテーラーメイド・ミルドグラインド3ウェッジについて特徴を解説したいと思います。

3代目となるミルドグラインドウェッジですが、今作も前作に続きノンメッキ仕様のウェッジです。

見た目や試打結果などについても触れていきます。

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ミルドグラインド3ウェッジの特徴

ノンメッキフェース

前作に引き続き、ノンメッキフェースが採用されています。

ノンメッキのメリットは何と言ってもそのスピン量です。

メッキ加工されない削り出したままのフェースは安定して高いスピン量が期待できる他、雨天時などのウェットコンディションでも優れた性能を発揮します

一方ノンメッキのデメリットは「錆び」ですが、フェースのショット部分以外はメッキ加工されているので錆びる心配はいりません。

フェースだけはどうしても錆びてきてしまいますが。

ミルドグラインドソール

商品名にもなっているこちらもおなじみのソールデザインです。

抜けの良さを実現し、安定したパフォーマンスを発揮してくれます。

レイズドマイクロリブ

溝と溝の間にバー状の突起を搭載したことで、アプローチショットなどの30ヤード以下のショットでのバックスピン量がアップし、より止まるウェッジへと進化しています。

ロフトごとに最適な設計

番手毎にトウ側の肉厚を最適に設定することで、重心位置をフェース中央部分に設定し、打感と打音が向上。

またホーゼル(ネック)の長さも番手ごとに変化させており、各番手に最適な弾道を実現しています。

バウンスは3種類がラインナップ

スタンダードバウンス(SB)、ローバウンス(LB)、ハイバウンス(HB)の3つのバウンスがラインナップしています

  • スタンダードバウンス(SB)

名の通り、スタンダードなモデルです。

特にこだわりがなければスタンダードバウンスでいいですし、いろいろ総合的にショットしやすいのがスタンダードバウンスです

普通のショットもできるし、ちょっと開いたりもできる、バンカーとかハザードでも問題なく使える、といった感じです。

  • ローバウンス(LB)

フェースを開いたりショットの調整がしやすいのがローバウンス。

どちらかと言えば上級者向きで、あらゆるショットを打ちこなしたい人向けです。

バンカーなどでも使えますが、バウンスが少ない分跳ねやすく、あまり簡単なモデルではありません。

ウェッジに自身がある人はいいと思います。

  • ハイバウンス(HB)

最もバウンスの恩恵を受けられるモデルで、基本的に開いて打ったりはしない人向け。

スクエアに構えて普通にショットしたり、アプローチでもロブショットとかを打とうとせずにロフトなりのボールが打てればいいというモデルです。

一番やさしいですが、あらゆるショットをしたいという方には不向きで、「普通に」ショットをやさしく打ちたい方向けです。

バンカーも砂に潜り込んでくれるので最も出やすいです。

スペック表

ロフトバウンス
469(SB)
509(SB)
529(SB)
5411(SB)
5612(SB)
8(LB)
14(HB)
5811(SB)
8(LB)
12(HB)
6010(SB)
8(LB)
12(HB)

46度があるのはナイスな一方、48度がないのがかなり謎なのですが。。

48度がないのは選択肢が狭くなりかなり残念ですね。

56.58.60度は3つのバウンスパターンが用意されていて、46.50.52.54度はスタンダードバウンスのみの展開です

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ミルドグラインド3ウェッジの見た目

シンプルな見た目ですがキリッとしていてカッコよく、そしてややツヤ消しのような質感に仕上がっています。

構えてみるとこんな感じ。

ややトゥ側は丸みがある感じですが、シンプルな形と標準的なヘッドサイズでとても構えやすいです。

ソールはミルドグラインド。

これはスタンダードバウンスです。

フェースはやや錆が目立っていました。

とはいえ錆びる部分はショット部分のみでフェース全体ではないので、そこまで汚いという印象はありませんが、気になる方は控えた方がいいかもしれません。

僕だったらこの程度はあまり気にならないので、性能重視で使っちゃいます。

ミルドグラインド3ウェッジを試打した感想

試打したのは58度でシャフトはダイナミックゴールド、各バウンスで行いました。

  • スタンダードソール(SB)の感想

個人的にはこのスタンダードソールが最高でした。

安定した抜けと振り抜き感が良く、やさしさも感じられるしロフトを寝かせてふわっとロブショットもできます。

特にこだわりがないとか、どれを選べばいいかよくわからないという人は、あらゆるショットに対応しているスタンダードソールをおすすめしますね。

  • ローバウンス(LB)の感想

今回はあくまで人工芝での試打でしたので、スタンダードソールとあまり変わらない感じはしましたが、ローバウンスはバウンスが少ない分やはりダフリに強いのはスタンダードソールのはず。

そういう意味ではやはりスタンダードバウンスがいいですが、開きやすさという意味ではローバウンスがナンバーワンでした。

寝かせたときにリーディングエッジが気にならないのが一番いいところですね。

ですが、やはり上級者向けだと感じています。

  • ハイバウンス(HB)の感想

ローバウンスとは違い寝かせるとリーディングエッジが浮いてしまって邪魔です、あまり寝かせることはしない方がいいです。

スクエアに構えた普通のショットならばダフリにも強いですし、バンカーショットも砂にもぐってくれるはずなので、初心者の方にはおすすめですね。

あとはバウンスに関わらず、打感はやはり控えめに言っても最高ですね。

フェースに吸い付く感じがあり、スピンかかってくれてるような感触がありました。

ミルドグラインド3ウェッジまとめ

  • ノンメッキフェース&レイズドマイクロリブでバックスピン量が絶大
  • 抜けも良くかなり打ちやすい
  • 見た目のカッコ良さもOK
  • フェースはノンメッキゆえの錆びは覚悟が必要

最大のデメリットはフェースの錆びだとは考えていますが、そこの見た目さえクリアすればとても良いウェッジなのは間違いありません。

抜けも良く高スピンで、見た目もカッコいいですからね。

以上、テーラーメイド・ミルドグラインド3ウェッジの特徴を解説|ノンメッキフェースで激スピンという話題でした。

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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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