どうもりょういちです。
「ヴァンキッシュ」という名の新シャフトが登場しました。
三菱ケミカルのシャフトですが、
そこへ加わる「ヴァンキッシュ」とはどのようなシャフトなのか?
詳しく解説していきます。
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ヴァンキッシュシャフトの特徴
「軽量」をコンセプトの1つにして作られたニューモデルのシャフトで、「バサラシリーズ」の後継という声もあります。
バサラも最近ではもうほとんど見なくなりましたし、
そこで今回のヴァンキッシュの登場ですが、その特徴は軽量で先調子の走るシャフトです。
最近ではスピーダーNXが中調子で先が走るというシャフトではありませんし、走り系のシャフトというのは大手ではアッタスキングがあるぐらいで他にはあまり登場していませんでしたが、ヴァンキッシュがその辺を網羅していくかもしれません。
先調子は暴れるという印象を持つ方も多いと思いますが、
スペック表
ヴァンキッシュ | フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|---|
4 | R2 | 47.3 | 5.4 | 先中 |
4 | R | 48.3 | 5.4 | 先中 |
4 | SR | 49.3 | 5.3 | 先中 |
4 | S | 49.3 | 5.3 | 先中 |
4 | X | 51.8 | 5.2 | 先中 |
4 | TX | 55.3 | 5.2 | 先中 |
ヴァンキッシュ | フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|---|
5 | R2 | 52.8 | 4.2 | 先中 |
5 | R | 55.3 | 4.2 | 先中 |
5 | SR | 55.3 | 4.2 | 先中 |
5 | S | 56.8 | 4.2 | 先中 |
5 | X | 58.8 | 4.1 | 先中 |
5 | TX | 59.8 | 4.0 | 先中 |
軽量と謳っていますのでラインナップは40グラム台と50グラム台のみ。ですがフレックスのラインナップは豊富でR2からTXまで6通りで選択可能です。
R2~TXの間で7グラム程度の重量差が生まれますので、フレックス選びには注意が必要です。4Xなんかは50グラム台ですしね。
スポンサーリンクヴァンキッシュシャフトの見た目
「VANQUISH」
主張激しいようですが、
カチャカチャ付きのクラブでもどちらに向けてもVANQUISH
ヴァンキッシュシャフトの試打評価
試打したスペックは5Sです。
ヘッドはブリヂストンB1ドライバー10.5度をチョイス。
試打結果はこちらです(5球平均)
ヘッドスピード | 45.0 |
キャリー | 248 |
トータル | 268 |
バックスピン | 2345 |
サイドスピン | -650(左) |
まず飛距離ですが、まずまずです。
そして、全体的にかなりつかまります。シャフトが走るので打ち出しがやや左になり、そこからドロー(もしくはフック)していくような結果でした。
B1ドライバーの純正シャフトで試した時はフェードだったことか
もともとストレートからドローの方はあまり使えないかもというの
振り心地としては先が走ってるなあという感覚が強く、
大きくフックしたわけではなかったですが、
完全にスライサー向けシャフトという立ち位置でいいと思います。
ヴァンキッシュまとめ
- 先調子の走り系シャフト
- スライサーにはとてもおすすめ
- 硬さもそれほどなくスムーズな振り抜き
- デザインは渋めでカッコいい
ネットでは先が走るけどつかまりすぎないというコメントも上がっていますが、僕的にはけっこうつかまってしまったので、完全にスライサー向けという評価としています。
フィーリングや感じ方はそれぞれだと思いますので、
以上、ヴァンキッシュの特徴を解説|