どうもりょういちです。
シャフトメーカーのフジクラから、「スピーダーNX」が登場。
従来であれば秋の時期には7代目まで続いていた「
エボ8が出るのではという予想を覆されました。
気になる特徴を、
目次
スピーダーNXの特徴
エボリューションシリーズの後継モデル
フジクラには「スピーダー」と「ベンタス」という2つのメインモ
スピーダーエボリューションシリーズが7代目まで続きましたが、
また名前とデザインこそガラッと変えてきていますが、イメージとしてはエボリューションの偶数モデルで中調子設定となっています。
振りやすく飛距離も出せる設計
スピーダーNXは中調子に設定され、振りやすさを演出したモデルです。
しかし、その一方で「VTC」
中調子のタイミングの取りやすさ、安定性を維持しながら、
スペック表
NX40 | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
R2 | 45.5 | 5.4 | 中 |
R | 47.0 | 5.4 | 中 |
SR | 48.5 | 5.4 | 中 |
S | 50.0 | 5.4 | 中 |
NX50 | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
R | 51.5 | 4.6 | 中 |
SR | 53.0 | 4.6 | 中 |
S | 54.5 | 4.6 | 中 |
X | 56.0 | 4.6 | 中 |
NX60 | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
SR | 62.0 | 3.7 | 中 |
S | 63.5 | 3.7 | 中 |
X | 65.0 | 3.7 | 中 |
NX70 | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
S | 73.0 | 2.9 | 中 |
X | 74.5 | 2.9 | 中 |
スピーダーNXの見た目
先端が青く、手元側は黒いツートンのカラーリングで、
今回はツアーAD UBも青系のカラーリングなので、
手元側から黒で先に行くにつれて青くなっていくデザイン。
スピーダーNXを試打した感想
試打したのはスピーダーNXは6Sで、ヘッドはピンG425MAXの9度をチョイスしました。
試打結果は以下の通りです(5球平均)
ヘッドスピード | 44.6 |
キャリー | 247 |
トータル | 267 |
バックスピン | 2819 |
サイドスピン | -256(左) |
まず結果としては、飛距離性能が高く、方向安定性も高いシャフトだと思いました。
6Sでもしっかりとしなりを感じられ、シャフトの加速感を感じられるような仕様で、飛距離は申し分なかったです。
そしてスピーダーのような走るようなシャフトは暴れやすいというイメージがつきものですが、NXは暴れる感じはありませんでした。
中調子の良い意味で無難な感じもあり、ドローヒッターでもフェードヒッターでも対応できるでしょう。
ただ、バックスピンはやや多めかなという感じで、ボールは上がりやすいです。
もともと吹き上がり気味の方には合わない可能性もありますが、逆に弾道を上げたい方にはマッチするかもしれません。
総評としては、アマチュアゴルファーにはかなりマッチする方は多そうで、ある程度番人受けしそうなシャフトですね。
振り心地もマイルドなので、ぜひみなさんお試しください。
スピーダーNXまとめ
- 振りやすい中調子シャフト
- タイミングがとりやすく万人向け
- エボリューションを引き継いだ新生スピーダー
スピーダーの中調子シャフトはかなり多くの人にマッチするというか、「無難に扱いやすいシャフト」となっていますので、ぜひお試しください。
以上、フジクラ・スピーダーNXの特徴を解説|エボリューションを引き継いだ加速系シャフトという話題でした。