フジクラ・スピーダーNXの特徴を解説|エボリューションを引き継いだ加速系シャフト

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どうもりょういちです。

シャフトメーカーのフジクラから、「スピーダーNX」が登場。

従来であれば秋の時期には7代目まで続いていた「エボリューションシリーズ」が毎年発売されていましたが、2021年の秋はスピーダーNXという名称のシャフトが新登場。

エボ8が出るのではという予想を覆されました。

気になる特徴を、見た目や試打結果を踏まえながら解説していきます。

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スピーダーNXの特徴

フジクラ スピーダー NX ウッドシャフト

エボリューションシリーズの後継モデル

フジクラには「スピーダー」と「ベンタス」という2つのメインモデルが存在しています。

スピーダーエボリューションシリーズが7代目まで続きましたが、「スピーダーNX」と新モデルとなってもスピーダーという名称がついてくるぐらいなので、スピーダーNXはエボシリーズの後継との認識でいいと思います。

また名前とデザインこそガラッと変えてきていますが、イメージとしてはエボリューションの偶数モデルで中調子設定となっています。

振りやすく飛距離も出せる設計

スピーダーNXは中調子に設定され、振りやすさを演出したモデルです。

しかし、その一方で「VTC」という新技術で先端と手元のトルクを締め、フェースターンしやすく、アッパーブローでインパクトしやすい挙動を実現。

中調子のタイミングの取りやすさ、安定性を維持しながら、しっかりと球がつかまり、高初速・高弾道が打てるモデルに仕上がっています。

スペック表

NX40重量トルク調子
R245.55.4
R47.05.4
SR48.55.4
S50.05.4
NX50重量トルク調子
R51.54.6
SR53.04.6
S54.54.6
X56.04.6
NX60重量トルク調子
SR62.03.7
S63.53.7
X65.03.7
NX70重量トルク調子
S73.02.9
X74.52.9
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スピーダーNXの見た目

先端が青く、手元側は黒いツートンのカラーリングで、新シャフトだけに見慣れないデザインとなっています。

今回はツアーAD UBも青系のカラーリングなので、テレビ観戦などでゴルフを見ているとパッと見ではやや判別がしづらくなっていますね。

手元側から黒で先に行くにつれて青くなっていくデザイン。

スピーダーNXを試打した感想

試打したのはスピーダーNXは6Sで、ヘッドはピンG425MAXの9度をチョイスしました。

試打結果は以下の通りです(5球平均)

ヘッドスピード44.6
キャリー247
トータル267
バックスピン2819
サイドスピン-256(左)

まず結果としては、飛距離性能が高く、方向安定性も高いシャフトだと思いました。

6Sでもしっかりとしなりを感じられ、シャフトの加速感を感じられるような仕様で、飛距離は申し分なかったです。

そしてスピーダーのような走るようなシャフトは暴れやすいというイメージがつきものですが、NXは暴れる感じはありませんでした。

中調子の良い意味で無難な感じもあり、ドローヒッターでもフェードヒッターでも対応できるでしょう。

ただ、バックスピンはやや多めかなという感じで、ボールは上がりやすいです。

もともと吹き上がり気味の方には合わない可能性もありますが、逆に弾道を上げたい方にはマッチするかもしれません。

総評としては、アマチュアゴルファーにはかなりマッチする方は多そうで、ある程度番人受けしそうなシャフトですね。

振り心地もマイルドなので、ぜひみなさんお試しください。

スピーダーNXまとめ

  • 振りやすい中調子シャフト
  • タイミングがとりやすく万人向け
  • エボリューションを引き継いだ新生スピーダー

スピーダーの中調子シャフトはかなり多くの人にマッチするというか、「無難に扱いやすいシャフト」となっていますので、ぜひお試しください。

以上、フジクラ・スピーダーNXの特徴を解説|エボリューションを引き継いだ加速系シャフトという話題でした。

フジクラ スピーダー NX ウッドシャフト
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りょういち

りょういち

ゴルフギア好きのアマチュアゴルファーです。ドライバーの平均ヘッドスピードは44~45。商品の特徴紹介や、試打してその性能のレビューをしています。

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